有酸素運動のフィットネスレベル

   

フィットビットを付けて一カ月がたつ。実は自分自身への誕生日プレゼントが、フィットビットによる一ヵ月の身体測定結果である。昨日、数値については記録しておいた。その他のことを書いておく。好奇心で手首がうっとうしいが頑張って付けている。やはり、腕に何かを付けたという事がないので、少し肌が赤くなっている。それで左腕から右腕に変えたりする。それで数値がどう変わるのか。まだよく分からない。何故つける腕を決めないといけないのだろうか。手首から指2本分上に着けるように決められているのだが、そのあたりが一番脈が取りやすいのだろうか。それなら、むしろ腕の手のひら側に付けておいた方がいいのではないだろうか。バンドについては、穴あきバンドの方が、風通しが良いのだろうか。いくらか付け心地は良い。お風呂にはそのまま入るが、その程度の防水機能はあるようだ。手首を顔に向けると文字盤が見えるようになるとあるが、この点はうまく機能しない。1か月練習したが、どういう腕の振り方で画面が表示されるのかが熟達できない。指で敲くと画面が表示されるが、これもどういう叩き方が良いのか、その時々で調子が違う。

フィットビットではいろいろ機能があるようで、よくわからないが、面白い機能がある。有酸素運動のフィットネスレベルというものが出てくる。意味は心臓の運動能力と見ればいいのだろうか。私は63~67という風に出ている。自給農の私は心拍数が100を超えるぐらいで続けて働いている。普段の働き方が、有酸素運動レベルだろう。そして疲れると休む。心拍数が70ぐらいまで下がったらまた働く。数値がどう変わるかに興味があるが、これで30年だから変わらないのだろう。マラソン選手の瀬古選手は82であると書かれている。どういうことなのだろうか。何が82で私の何が65なのか。この17の差はもちろん年齢ではない。大きい方が運動機能が高いという事は確からしいがどうもよく分からない。ネットで調べていると、30代のマラソン趣味の人が、58で結構自慢げである。どういう事だろう私よりも低い。マラソンより自給農の方が身体によいとすればそれは当然のことだ。しかし、自分の年齢を変えてみて数字が変わるのかと思いきや、変化をしない。特に運動などやらないが、65はどういう数字であろうか。もう少し調べてみる価値がある。

自分が良いと思う事だけをやっていて、健康的にもよい状態であれば悪くはない。わざわざ運動するなど身体に悪いだけだ。マラソンなどは身体を消耗させて害があると考えている。フィットビットでも脂肪燃焼が赤ラインまで上がり表示がでることがある。これは過剰な運動で避けたいと考えている。高校の時の陸上部以来、走るというようなことはやったことがない。性格的に運動を始めると体が壊れるまでやってしまうのだ。自分の身体に心地よいように暮らしているだけで良い状態なら嬉しい。心地よいを判断できるように暮らしてきたつもりだ。畑仕事も無理はせず、すぐ休むようにしている。疲れるほどやる必要もないし、やってはならないと思っている。まあ年に数回なら問題はないが。草刈り機は満タン一回で止めることにしている。それ以上は身体に良くないことになる。農業は面白すぎて、ついついやり過ぎる。百姓仕事が身体を痛めて早死になるというのは、江戸時代の百姓の姿である。身体に楽な範囲の仕事でなければ、身体は消耗する。暮らしの在り方を心地よく、心地よく進めて、それが自分の体調管理になるようなものでなければならない。

それには自給農くらいがちょうどよいとフィットビットは示しているのではないか。わざわざスポーツジムに行くようなことは、身体に悪いことだ。こんな自給農の暮らしが健康的なのであれば、自給農生活は医療費削減になる。誕生日祝いに自らフィットビットを購入した。何でもかんでも計測好きには良いプレゼントだった。年寄りにはチップを埋め込むという事も出来ないのだから、せめてフィットビットをしていることだ。いつ徘徊を始めるかなど誰にも分らない。一ヵ月装着して、データーをそろえて69歳の誕生日を迎える計画。あと一年、70歳で石垣暮らしが中心になるが、石垣でどんな暮らしをすれば良いかを、フィットビットは記録してくれると思っている。小田原の自給農暮らしと、同じような数値を継続できるように、暮らしたいと思う。

 

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