田んぼ7,21の記録

   

田んぼ計測中高さを計っているのが、見回り棒。 分げつ数を7本数えて平均した。

田んぼは例年7月20日前後に定時定点観測を続けている。田植えから13週目。穂揃いまであと30日。以前の写真はここにある。同じ場所で写真を撮り、過去の写真と比較して、その年の生育の判断をする。穂ばらみ期である。その年の分げつが定まるころでもある。最後の仕上げに入る。今年は干しをしない方針である。昨年の写真と並べて比較している。順調な生育と見ていいだろう。種播きから13週目で13,5葉期になっている。5日ほど例年より生育が進んでいる。

私は測定をして、写真はお願いした。後から見たら、どれがどの田んぼかわからないことになってしまった。田んぼの写真は自分で撮らないとダメなようだ。どの田んぼも同じように見えてしまう。今朝、もう一度取り直しておく。取り直したが、写真は明日掲載する。

7番田んぼの生育の悪さが気になる所だ。理由はもうひとつわからない。11番、14番のもち米はどうもまだこの田んぼになじんでいないようだ。購入の種子はどうも気に入らない。今年自家採種すれば、来年は少し良くなるのかもしれない。田植え以来、梅雨がなく、晴天続き、連日の高温。イネは例年以上の出来である。この時期分げつが平均で20本超えていればまあまあである。この後まだ1割は分げつが増える。最終的に分げつ24ぐらいが期待できる。

背の高さもすでに90になっている田んぼもある。という事はこのままで行けば、100を超えるという事である。やはり倒伏には気お付けなければならない。土の固め方である。がっちりした太径になっている株が多いから、土を固めればまずは大丈夫である。株は触って硬い。

この時期穂肥になるが、穂肥は中止の一番太い茎の根元が扁平から丸く変わった時である。遅れている分げつはやっと芽を出してきているところである。このばらつきは1本植であれば、当然大きなものになる。そこで中央の株が丸くなった時に穂肥を与えることにしている。穂肥を与えると一穂に着いた米粒がすべて大きくなる。青米やシイナが減少する。遅れて芽生えた分げつもすべて穂が付くことになる。

今年は干しはやらないことにしていたのだが、10番田んぼまでどうしても水が行かず、3日間水がなかった。10番田んぼだけ干した状態になった。10番は種取り田んぼなのだが、それはそれで比較の為にはなるだろう。この後の違いをよく観察したい。

14番

12番

11番

10番

9番

8番

7番

6番

5番

4番

3番

2番

1番

田んぼ番号

植え苗数

分げつ数

株の背丈

品種

穂肥

1

1~2

24.3

90

 

ソバカス大1袋

1~2

21.7

80

 

ソバカス2袋

3

1~2

21

75

 

二見二分の1袋

4

1~2

19.2

70

 

草取りが必要

5

1~2

24.8

70

 

ソバカス半袋

6

1~2

21.1

70

 

ソバカス半袋

7

1~2

18.8

65

 

ソバカス1袋

8

25.1

85

 

ソバカス3袋

22.1

90

 

二見二分の1袋

10

1と2

22.0

80

 

ソバカス2袋

11

1

16.1

60

峰の雪糯

二見二分の1袋

12

3

22.4

90

 

ソバカス3袋

13

 

 

 

 

 

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峰の雪糯

ソバカス2袋

 - 稲作