稲田朋美・高市早苗・丸川珠代・私人安倍昭恵さん
女性大活躍が看板のアベ政権である。総理大臣に女難の相が出ているという話もある。「安倍総理夫人の行為は、特定の個人が行った私的な行為に関するものである。」官房長官の発言。個人のハワイ旅行や選挙の応援旅行にまで、公務員のお供がついてゆく。「教育勅語の精神である親孝行など、核の部分は取り戻すべきだと考えており、道義国家を目指すべきだという考えに変わりはない」というのが女性防衛大臣の発言である。これはいまやアベ政権の方針となった。高市大臣は「原発事故は死者も出ない程度の、大した事故ではない。」との発言は苦しく思い出す。投票はしたことがなかったという女子アナ出身の丸川オリンピック大臣は、自民党員でありながら新党を立ち上げる女性東京都知事に押されて若干影が薄い。
教育勅語を園児に暗唱させることを絶賛する安倍ご夫妻は何者かと思う。いまや教育勅語は政府容認になった。すっかり日本が敗戦したことを忘れたようだ。せめて、新しく自民党教育目標を作ればいいではないか。日本会議の人たちは案外に日和見であった。昔の森友絶賛は忘れて、批判する側に回っている人たちが、アベ総理をはじめ多数である。保守主義と言っても、主義というには怪しいものだ。保守というより、利権主義という事のような気がする。過去の利権にしがみ付きたいという保守なのではないか。原子力ですら利権で動く。自らの利権を便乗させるために、保守主義の鎧を着る。だから森友学園の実態はあこぎな金儲け。日本では保守は思想としては成立してはいないようだ。アベ政権の価値観と言えるようなものはない。それで、100年も前の教育勅語に拘らざる得ないのだろう。どうも過去の利権にしがみ付いて執着するのが保守政権という事のようだ。
何故、日本の保守党の女性政治家の活躍はこうまでおかしなことになるのか。稲田さん、小池都知事、高市さん、名前は忘れたが、小渕恵三さんのお嬢さん。総理大臣候補だとか言われる人は、その活躍は何とも不自然な気がしてならない。パセリなのか、パクチーなのか。女性大臣が添え物に過ぎない。内閣のイメージ戦略として、女性を登用するに過ぎない。これがビックデーター政治の実態だ。女性が内閣に何人入ったから支持率何%上昇とか。今日のファッション・チェックはどうかとか。あくまで添え物扱いなのだ。保守党で気に入られ、大臣になる女性像がここにある。稲田氏の発言は面白い。「自分の記憶に基づいて答弁した。虚偽の答弁はしていない」こんな弁護士に弁護してもらい人はいるだろうか。記憶に基づいていれば、防衛大臣はウソも許されるのだろうか。これでは幕僚長が南スーダンの日誌について虚偽の報告をたとえしたとしても、記憶に基づいて報告しました、虚偽の報告は致しませんという事でいいことになる。
反原発と昭恵夫人に言わせていたのは、一体誰だろう。稲田氏に妙なファッションをさせている演出家は誰だろう。昭恵夫人に名誉校長を仕掛けた人はいるはずだ。森友名誉校長事件には私人であろうが弁明をしなければならない。何故教育勅語の暗唱に、涙が出るほど感激するのかは聞きたい。復興相は自主避難は自己責任発言を取り消した。アベ政権では発言を陳謝すれば、無かったことになってしまう。アベ政権がアメリカのシリア爆撃に支持を表明した。何でも支持をすればいいというものではない。安倍氏はこの問題の真実を把握しているのだろうか。もし把握しているのなら、それを表明してい貰いたい。何故こんな状態のアベ政権の支持率が下がらないのかを一番知りたい。第2幕として、ぜひ元名誉校長の安倍昭恵氏の国会招致をしてもらいたい。籠池氏はあれほどの証言を国会でした。安倍氏は名誉棄損で告訴すべきではないか。ほとぼりの醒めるのを待つだけが政治ではない。