6月の自給作業
6月1日の夜明けの田んぼ
田植えが終わり、ホッとしている。これほどホッとすることって、めったにない。朝夕の田んぼの観察が楽しい。今年は浅めの管理をしているが、ヒエは出ないだろうか。苗床の1か月余りの浅水で出なかったのだから、まず大丈夫だと思うのだが。田植えしたときの感触では土の状態は悪くないようだ。29センチ角植の1本植科、2本植の苗がどのくらいになるか。心配半分の期待半分。
一番田んぼの稲である。セルトレー苗だ。もう分げつが始まっている。田植えするには最適の大きさではないだろうか。葉先には水滴が2日目で見える。活動を始めた印である。植えた翌日にはしっかりと根付き生育を開始している。セルトレー苗の良さである。水面に軽トラが移り込んでいる。
4番の全景。今年は、29センチ角に植えてある。植えやすかったことと、みんなが慣れたという事もあり、浮き苗は見られない。この田んぼは29日の最後に田植えをした。写真の時点で3日目という事になる。
11番の全景。1番から11番まで水はつながっていて排水はない。撒いたソバカスが全体に広がり、匂いを発している。右隅あたりはきれいに代掻きが出来ていない。この田んぼはどぶ田で隅までトラックターを入れると、出られなくなる。田植えが終わり落ち着いたら、隅の方は手直しがいる。一昨年までは湧水だけで栽培していたが、昨年10番から水が回るようにした。今年は上手く水が来て、湧き水の方は塞いでいる。
6月は麦刈、大豆の播種と続いてい行く。農作業が集中する月ではないだろうか。ジャガイモ、玉ねぎの収穫もある。ジャガイモは試しぼりをしたが、まだ芋は小さかった。やはり上が枯れるのを待って収穫したい。6月中旬ではなかろうか。最後でぐんと大きくなることもある。玉ねぎは上が枯れ始めた。こちらはそろそろ収穫である。このところ玉ねぎは自給で足りている。今年はどうだろうか。麦は家の方では大麦、麦の会では小麦を栽培している。小麦の収穫は11日を予定している。家の方の大麦はそのあとにしようかと考えている。天気の良い内に刈り取らなくてはならない。大豆の播種という事になるが、月末の26日あたりになるのだろうか。麦畑から大豆畑に切り替えである。昨年大豆が失敗したから、今年は堆肥を入れることには気をつけたい。ソラマメを食べたら実に美味しかった。試しぼりのジャガイモも味が濃いので驚いた。自給の醍醐味である。