回転式コンポスター
北信の山 10号 山の名前は分らなかったが、又描いてみたい山だ。そもそも絵を描くのに山の名前など邪魔だ。私が絵を描いている意識に山の名前はない。
回転式ポスターで鶏の餌作りをしている。餌作りもいろいろ変わってきたが、鶏の数が減ってきたこともあって、電気を使わない方法でやりたいと考えている。これで100羽ぐらいまで可能だ。これを2個使えば、2百羽まで可能だし、その方がよりよい餌が出来る。
回転コンポスターで鶏の餌作りを始めて、10日が経過した。思いのほか上手く行くようだ。中の様子だが、熱は出やすいものだ。蓋が完全にできるから、虫も湧かない。我が家で出る生ごみはすべてをこの中に入れてしまうが、完全に消えてゆく。そして良い鶏の餌になる。卵も全く問題がない。実はこういう生ごみ処理機を作ろうという企画を5年前ぐらいになるか何人かで考えた。所がついに実現できなかった。実現できなかった理由はいろいろあったのだが、仕事を立ち上げるというのは、なかなか難しいものである。あのとき作っていれば回転式コンポスター会社として先行できたはずだ。今は、世界中で様々な方式が出てきた。発酵については、何十年の経験があるから、かなり深い知識があるつもりだ。コンポスターももっと良いもを作る自信がある。と考えている内に、様々のものが出てきた。購入したものはイスラエル製という。プラスティック製品には、イスラエルの物には良いものがある。それで購入してみた。
家庭用の鶏の餌製造機としては、この回転式コンポスターは適当な大きさのものだ。草を入れてみるのも面白そうだ。オカラを入れたらどうなるだろう。いろいろ試みてよい餌作りをしてみたい。問題は、耐用年数だが、10年持てば、私にはちょうど良い歳かもしれない。直射日光に当たる様な所に置くのは良くないだろう。取り出すのに手間取るかと思ったが、ちょうど良い高さに調整出来て、別段困ることはなかった。回転式でも横向きもある。作りはしっかりしていそうだが。取り出すときに、縦型の方が良いかと考えた。さしたる違いはないかもしれない。普通の使用目的は堆肥ということだ。その場合熟成期間が長くなるので、これを2個用意しなければならないだろう。最近まで、鶏の餌作りにはモルタルミキサーを使っていた。中古を確か8万円くらいで購入してそれを20年つかった。いよいよ側面の鉄に穴が空いてしまった。使い切ったという感じだが、モーターは十分生きている。
さらに1週間が経過したが、餌作りは結構うまくいっている。生ごみはほとんど見ない。これで50羽ぐらいまでの餌作りは問題なく熟成できる。温度も実に挙がりやすい。ただ、組み立てたときに、軟すぎると思った通り、回転の留め金が壊れてしまった。中に結構重いものが入るから、この程度の物では壊れると思ったら案の定壊れた。一応使えるので使っているが、残念である。むしろ留め金などでなく、下の方に挟む物でも置いて止めていればよかった。