逗子ストーカー殺人
残念な事件をまた神奈川県警が起こした。この機会に警察の体質を根本から変える姿勢が無ければ、神奈川県警の起こす事件は減少しないだろう。あきれ返るほど、問題を起こしている。以前警察官も多いいので、ある程度の事件は仕方が無いという、コメントを頂いたことがあるが、本当に一般の人が起こす犯罪率より神奈川の警察官の方が犯罪率が低いのだろうか。神奈川県警に限っては、そうとは言えない位ひどい事件を繰り返して来た。今回のストーカー殺人では、被害者は警察にストーカー事件を訴え、当然のことだが、住所や名前が犯人に伝わらないようにと、被害者がお願いをしている。にもかかわらず、警察は逮捕する際の慣例的やり方にのっとり、2回にわたり、被害者の名前と住所を読みあげているという。これは意図的に犯人に知らせたと受け取られても仕方が無い行為。これではストーカー事件で困った時に警察を信頼することは、間違っても出来ない。本当に恐ろしいことだ。
何故、住所や名前を2度も読み上げたのか内部調査すると神奈川県警幹部は述べている。そんなことは調査をしないでも想像できる。真剣にストーカー事件に向かい合っていないからである。一度逮捕まで行った時に、何か事情があったとも想像される。以前、千葉では警察が慰安旅行に行くので、事件として取り上げないでいたため、殺人事件が起きたこともあった。どうもストーカー事件を甘く見ているらしい。現代社会の状況では発生が増えているに違いない。しかし、警察の発表では認知数は14000件程度で変化なしとしている。この事件や検挙率というのは、警察発表であり、実態を反映していないと感じられることがままある。実態はこの3倍から4倍と見た方が良い。警察が頼りにならないならどうしたらいいのかである。ストーカーに自分の夫として、暴力団員と一見見える人を紹介して収まったと言う話があった。こんな馬鹿げたことがあるとしたら、神奈川県警はどう考えるのだろう。
メールという手段の問題がある。昨年4月に「刺し殺す」などと脅すメールが送りつけられ、三好さんから相談を受けた同署は緊急通報装置を貸し出し、6月に脅迫容疑で小堤容疑者を逮捕。しかし、今年3月下旬から4月上旬に再び、計1089通に上る嫌がらせメールが送りつけられたため、三好さんが同署に相談。メールには脅迫的な文言もなく、県警は立件を見送っていた。そして、殺人事件が起きた。メールの内容を脅迫文ではないと分析したことが、正しかったかどうかの検証が必要である。たぶん千通を超すメール文を深刻に受け止め、分析していたら、殺人に到る心理は読みとれた気がする。時々、社会的には信用される仕事をしているような人が、突然ストーカーに変身し、メールを送り続けることがある。ストーカーがメールというものを書く心理というものを、分析をする必要がある。直接のメールを止めてから、あちこちの掲示板のような所に、犯人は殺人をにおわせるようなことを、色々書いているらしい。
このブログのコメントにも、相手をやりこめるためのコメント技術を示したいというタイプのコメント、というものが書かれることある。そうした人のコメント名をネットで検索すると、実にいろいろのところで意見を書いている場合がある。名前が同じというだけで、確認は出来ないが、パソコンで意見を書くと言うのは、孤独に書くのだろう。直接向かい合うのでないため、人によってはストーカー的になり、エスカレートすることがある。1000通もメールを書いた人が、それを突然止めたと言う事は何かの、シグナルと考えなければならない。多分、殺人の実行に移る行動を開始ししていたのだろう。やはり、400通も犯人が質問サイトに書きこみをしていたということが出てきた。