環境志民フォーラムと農業まつり
環境志民フォーラムが終わった。大がかりな取り組みであったが、どんな成果を残したのだろうか。19日と20日は農業まつりにも参加していて、お城と市役所を行き来して慌ただしくしている内に終わった。段ボールコンポストでは、35件の新規登録があった。新規登録をされる方が、段ボールコンポストを良く理解されているので、やはり環境に関心のある人たちが多く参加されていたのかと感じた。展示部門は見せてもらった。自分もかかわっているグループの展示も出ていた。展示はとてもきれいで、写真がきれいでよく整理されていた。これだけはゆっくり見せてもらった。2日目の午後だったが、見ている人がほとんどいなかった点がもったいない感じだった。各団体の説明の人がもてあまし気味に見えた。太陽光パネルは2社が出していた。うちでもお願いした会社が出ていた。きっと仕事はこご時世で忙しいのだろうが、ここで新規契約はあっただろうか。企業の展示と環境団体の展示があるのだが、環境志民と言っても様々である。
志民という言葉は初めて聞いた。造語だと思うが、違和感が強い。市民の方が好きだ。環境に志をもつ者と言う形で、別枠を感じてしまう。力味や大上段な印象。最初は誤転換かと思っていた。普通の人が普通の暮らしの中で、何をかえるのか。志が無ければできないような環境保護活動に成って行くでは、困る。環境フォーラムでも農業まつりでも、イベント一般であるが、もう終わりにした方が良いと思う。具体的な成果につながるものでなければ、意味が無い。意味が無いだけでなく、意欲を失う原因にもなる。私自身は25年イベントに参加を繰り返しながら、そのたびに意欲をそがれてきた。どんな事業でもやりっぱなしでなく、結果の検証である。どんな総括をするのだろうか。繰り返し似たようなイベントが行われるのだろう。先日の小田原電力に繋がる自然エネルギーの話が、一つも展示されていないのだから、内容についてはがっかりである。
農業まつりの2日目は、すごい人が出ていた。長く続けられているので、毎年楽しみに来ている人が相当数いることが分かる。一日目が豪雨で来れなかった人たちが、2日目に集中した。有機の里づくり協議会としては、有機野菜は売れなかった。全体が安売り合戦的で、お客さんもそのつもりである。高い野菜を買おうと言う人は、本当に少ない。現在、世間相場が下がっていることで、農業まつり全体が、売れなかったようだ。こういう場所に出る以上、有機農産物の紹介に専念しなければ意味が無いようだ。来年は試食してもらうだけというのもあるだろう。中途半端に販売をするのでは、売れないだけに空しい。できれば来年は販売については、参加しないで済む方向に行きたい。
生ごみクラブでは、月曜日に話し合いを持ったが、35件配布で来たことはよかった。また、講演が素晴らしかったという意見と、そんな内容は分かり切ったことであるという意見。講演はピーク時に170人だったとのこと。これだけの費用と労力を使って何が生まれたのか。これからイベントは成果という観点で見ようと言うことなどの意見が出た。段ボールコンポストの普及である。環境うんぬんを言いながら、家庭で段ボールコンポストが続けられないようでは、話にならないのではない。自分の暮らしを見直す事が大切。そこが崩れているということは、志がおかしいということになる。トヨタ神奈川から、電動生ごみ処理機が出ていた。一体どういう環境意識なのか。このことは直接申し上げたが、電動生ごみ処理機が環境商品であるという志レベルでは、どうにもならない。これが段ボールコンポストのブースの前にドカッと置かれているのには少し辛いものがあった。
昨日の自給作業:タマネギの植え付け2時間 累計時間:15時間