北朝鮮の砲撃
理不尽な、許しがたい野蛮な行為である。突然の砲弾で亡くなられた方、怪我をされた方。家を焼かれた人。申し訳ない悲しい思いでいっぱいである。日本にも関係が無いとは言えない。北朝鮮の蛮行はあまりにひどい、人の命を軽く考え過ぎだ。北朝鮮の独裁政権は末期的状況に陥っているのだろう。現独裁者は病で判断能力も低下してきている。統率能力も危うくなっているのだろう。加えて後継者は余りに若い。世界情勢を理解する事がまだ出来ないようだ。独裁者のもとで甘やかさされて育った、単なるわがままものにすぎないように見える。とてもこの2人で国家を運営することはできないだろう。こうして、突然の理不尽な民間人の暮らす集落へ、砲弾を打ち込むという恐るべき行動をとった。世界はまたいつものように、このでたらめの国の計算に乗ってしまいそうで怖い。計算高く、日中、日ロの不協和音に反応しているがする。
世界は全精力を持ってこの独裁国に、これ以上の殺戮をさせないことである。必要以上に恐れてはならない。狂いはじめている彼らを調子づかせることは避けたい。なんといっても中国の対応が重要。中国に対し、まともな対応を取るようにあらゆる外交的ルートから、要請をする。圧力をかける。また、ロシアを含め、関係5カ国の強い連携と確認をとらなくてはならない。喧嘩をしている場合ではない。北朝鮮の末期的暴発はないとは言えない。窮鼠猫である。今のいまも中国はあいまいな態度を取っている。北朝鮮寄りである。韓国の軍事訓練が、領海侵犯であると思い込んだとしても、平時に暮らす一般の人たちに向けて、砲弾を撃ち込むなど、許される訳もないことだろう。中国の躊躇いは何なのか。アメリカの進出を抑止したいのだろう。ここは十分検討の余地がある。中国は北朝鮮を利用できると考えているのだろうか。どう利用しようというのか。アメリカと戦わしたいのか。
日本がやるべきことは、韓国とアメリカの軍事演習の停止を要請することだ。もし、軍事演習が北朝鮮の主張する海域で行われるとなれば、北朝鮮はまた砲弾を打つ込む可能性が高い。北朝鮮の武力的脅しに屈したという結果を示すことも良くない。両国の立場が損なわれない形を日本が提案することはできないだろうか。国連の安保理での緊急に、北朝鮮砲撃問題を取り上げてもらい、当面演習も止める。国連の緊急対応として、米韓の軍事訓練の一時停止を含む、北朝鮮への警告。中国とアメリカの対立は、想像以上のようだ。日本に対する中国の強硬姿勢も、背景のアメリカへの意識の方が強い。北朝鮮の砲撃はアメリカと中国の代理戦争なのかもしれない。米韓両軍は28日から4日間の日程で、韓国西方の黄海で米原子力空母やイージス艦などを投入した合同軍事演習を実施する。中国も反対の声明を出している。
この間の日本政府の対応は国会でも批判されている。日本は国際紛争の解決に武力を用いない決意をしているのだから、情報の把握。迅速な対応は必要不可欠である。所が管総理の言い訳は、テレビ報道で知ったとか、テレビを見ていたとか、前回の北方4島のロシア大統領訪問と同じ発言である。たとえそうであっても、そんなことは日本の総理大臣は公言してはならない。嘘でもいいから、テレビ報道以前の時間に官邸に連絡が入り、対応に集まったとか言っておいてもらいたい。この辺が正直なのか、間が抜けているのか、今起きて切る危機に対する認識が弱い。情報収集能力もあまりに拙い。武力を使わない決意は、情報能力を高めることでもある。韓国政府との連携。アメリカ政府との連携。再構築が必要だ。
昨日の自給作業:六条大麦播種1時間 累計時間:21時間