山北森林ホーラム

   

山北森林ホーラムの集まりに昨日参加しました。
どちらかと言うと、こうしたイベントはいつも企画する側で、他のグループの活動に参加するということは、少ないので、いくつか学ぶ点がありました。
おおよその実際を整理してみると。
日曜朝、10時10分に山北駅に隣りにあるふるさと館に集合。
案内ではそこに集合だけだったので、今日何があるのか。何時までかも知りませんでした。いっても説明が無いまま、そこに居ると。どうも時間に予定の人が集まらないので、携帯電話で状況の確認を主催者はしている。
10時35分になると出発、ここでは挨拶など一切無い、何となく、間伐の場所に歩いてゆくから、いきましょうと言う事で、ぞろぞろ出かける。どこに行くのか、車で行かないのか、など質問が出る。丸山の向こう側に行くのだが、歩いてゆく。
菜の花で美しい山北のまちをぶらぶら、だらだら、かなり遅いペースなので、私はいつの間にか先頭に居る。振り返ると15人ぐらいの集団だと言う事がわかる。

11時10分頃、到着。場所は岸の新しい団地を作ったとなり当たりの、取り残されたような、4反ほどのヒノキ林。
既に、間伐をしていた、山北森林組合の3名を大声で、呼ばわり。
説明が始まる。森林組合の方の名前の紹介があり。いけやさん。
いけやさんによると。「山に親しんでください。木の香を利を味わってください。山の土を感じてください。」どうもこうした森林ボランティアの活動のお手伝いには大変慣れている様子で、では好きな木を要らないような木を切ってくださいということで、ヘルメットとのこぎりを渡される。
ここで、いかにも、わたしたちが期待されていない。どちらかと言うと地元の方にとってはありがた迷惑と言う事が感じられる。
早速間伐すべき木を切り始める。沿うその前に一本切って見てくれと言う声が掛かり、若い人が呼ばれて、チェーンソウでたちまちきる。
好きに始めてくださいと言う事で、12時40分までに3本切る。
それでは終わりと言う事で、声がかかり。降りて、道具を返すと。帰ろうとするいけやさんに、主催者が一言お願いします。と食い下がると。特に話は無いけど、と言う事で、「今日の体験を山で感じた事を又思い出してください」と言う事でした。
では丸山を反対に回って帰ります。と又だらだら歩き始める。40分ほどして、旧町役場まで来た時に、強い雨が降り始める。
私は、走って、ふるさと館まで戻る。
雨宿りしていたとかで、主催者は1時30分頃、戻ってくる。
どこかでご飯を食べてきてください。午後には木工教室があります。
と言うので、それではこれで、帰らしてもらうということで、今日の活動を終わらせてもらいました。

人から期待されない、何の意味があるかもわからない活動をする。これほどつまらない事はない。
参加者こうした活動に参加したとき、何を感じるのか。いい体験になりました。

 - 最小限の家づくり