のぼたん農園の2023年の稲作の計画

のぼたん農園は始めて、10ヶ月が経過した。あと2ヶ月で一年目が終わる。今年は、12月3,4日に種まきをする予定を立てた。種播きに向けて、田んぼの準備を進めている。荒起こしが終わり、代掻きも2回はすべてに行った。
種まきまでの予定。
種籾を準備する。2キログラム。予備2キログラム。「とよめき」と「ゆがふもち」沖縄奨励品種の餅米
11月18日までに担当田んぼごとに石拾いと、草刈りを完了する。田んぼへのよみがえり堆肥を入れる。3袋。
19日20日 最後の代掻き、田んぼの間の水路の整備も行う。入水口や排水口の調整も行う。
28日 種籾を溜め池からの水が流れている所にバケツを於いて種籾を漬ける。
30日 田んぼの入水をとめる。排水口をすべて開く。
12月2日 田んぼ線を引く。
3日 朝から、できる限り直播きを進める。目標は田んぼ半分が終わること。
4日 引き続き直播きを行い。すべての田んぼが終わるように進める。終わったところから、紐を張る。
5日 終わらなければ引き続き直播きを行う。水をすこしづつ入れ始める。天候により違ってくる。
周辺の草刈りももう一息という所まで来た。今年はすべてを直播きでやるので、残る作業を整理した。残る作業で一番重要なことは石拾いである。代掻きしていて、石が驚くほど多い。今までの所はまだ田んぼの形が出来ただけで、田んぼの土壌にはなっていない。
2022年の田んぼは形が出来たので、とりあえず種を蒔いて、田植えをして進めた。形だけでも出来れば良いと思い暫定的にやってみた。案外によく出来たので、むしろ意外で驚いた。田んぼとしての条件があると言うことが確認できた。
まだ始めて10ヶ月しか経っていないわけだ。それで2回目の田んぼになる。さすがに石垣島の田んぼは進行が早い。この間ひこばえ農法や、アカウキクサ緑肥の実証実験も出来たのだから、10ヶ月で学んだことは多い。
これからは、少しずつ良い田んぼにしてゆくためにやるべき事をやりたい。石拾いの次は水漏れカ所が無くなるようにしたい。畦直しをする。畦の低くなったところを盛り土する必要もある。また、畦塗りも道路際だけは行い、渇水期に大切な水が無くならないようにしたい。
このところ雨が降り続いているので、水は満水である。水が十分に在る間に、代掻きを十分に行う。すでに3回は各田んぼ行っているので、この点は良い所まで行って、去年より水の減衰が少ない。そして、田んぼを平らにする。田んぼの均しは20日までに終わりたい。
12月3日に種まきをするためには、種籾を28日には浸種を始めなければならない。ため池から湧き出ている水を一度バケツに受けて、そこに種籾を入れておくことにする。丁度小田原に行っているときなので、準備をして置いて溜め池に入れるのはお願いすることになる。
「とよめき」を作付けするつもりである。とよめきがよいのかどうかまだ決定には至らないが、一応去年の経験があるので、ある程度石垣でも栽培可能な品種という安心がある品種だ。品種については今後も検討して行くことにして、二年目もとよめきで行くことにする。
残念ながら、台湾のお米が特別許可が無ければ持ち出せないことが分かったので、日本のお米の中から選択するほか無い。日本の熱帯化の中で暑い気候用の品種が無いのは、かなり残念なことだ。沖縄県でやったらばいいと思うが研究者はいないのだろう。
11月18日までに各田んぼに堆肥を入れる。堆肥を入れて、20日に最後の代掻きをして、均しをする。余り平らにならないようなら、ガードレールを使いたいが、無ければ、18日までに借りてこなければならない。
12月3日に種まきをすると言うことは、11月30日に田んぼに入る水は止めなければならない。
10月30日にすべての田んぼの水を止めて、排水口から水を抜く。
1日に田んぼに鳥よけの杭を打ち、種籾が蒔かれたならば、すぐ紐を張れるようにする。
2日に田んぼに線を引く。引ければ1日から線引きを始める。
すべての田んぼに30センチ角の線を引かなければならない。
3日は朝から、できる限り播種をする。半分が終わるのが目標。
子供でも出来る種まきにしたい。以下準備と注意点。
〇田んぼは長靴で入れるぐらいの乾き具合が目標。
〇田んぼによって乾きが違うだろうから、乾いている田んぼから播き始める。〇短い横方向に播く。線の交点に播いてゆく。
〇播種する籾の数は3粒程度。多くてもかまわない。
〇線を踏まないようにする。
〇人によって一列でも良いし、5列でも多く蒔ける人は播いてゆく。
〇蒔き終わればすぐ梱包の幅広の紐を張り巡らす。高さは30センチ程度。バタバタ風にゆれて、鳥がしばらくは近づかない。3週間近づかせないことが目標。
〇天候や状態にもよるが、できるだけ早く水を戻す。
〇溜め池周囲の草も完全に刈る。鳥の隠れ家になっている。
4日にはすべての田んぼで播種が終わるように進める。終わらなければ、引き続き5日も続ける。播種が終わった田んぼから、紐を張る。コンポービニール紐と紐を止める棒を準備。
田んぼの準備と同時に、ユンボ作業も進める。ユンボは今日借りられる予定。
1,溜め池を作る。4つ候補地がある。
〇東の沢の一段上の土地に溜め池が作れないか。4番田んぼに入る水位。
〇一番溜め池を広げることが可能か。田んぼのままに行くか検討。
〇沢の一番下に溜め池が作れないか。
〇水牛放牧地の窪地を溜め池に出来ないか。
2,道路を平らに整地する。草を取り除くことと、傾斜を直すこと。
3,麦畑を整地する。その土の移動。
4,田んぼの間の畑を土を運び平らにする。
5,7番田んぼの下に新しい田んぼを作る。
6,放牧地の良くない草を取り除く。