苗代づくり2
2016/08/05
苗代の準備をしている。昨年からの流れを確認しておくと、秋にソバカスを撒いてから耕す。そしてレンゲを蒔いて、その上から藁を敷き詰める。そして、苗床の予定の場所には、春になって、鶏小屋の床を4袋撒く。予定通り進んでいる。まず、苗代になる場所の草刈りを行う。9日1時間ぐらいで草刈りは完了した。むしろ周辺の路の草刈りの方が手間取った。草は1週間枯らしておいて、16日の朝から漉き込んで耕す。苗床では生草の漉き込みは避けたい。
丁寧に3回耕してから、水を入れる。水が溜まるまで、10時から1時まで3時間くらいかかった。その間に水路の掃除や、水の取り入れ口の直しを行った。
昼から、水が充分に貯まった後代掻きを行う。まず畔際を代掻きして、畔塗をしてもらう。これでほぼ水漏れがなくなる。その間に、他の部分の代掻きを3回丁寧に行う。そしてトンボで平らに治す。出来るだけ平らにしないと、苗代は失敗をする。丁寧に代掻きをして土をとろとろにしておくと、苗取りが楽にできる。間の残っている島は耕してない部分で、現在レンゲが咲き、なかなか見事な景観になっている。やはり、見た目はレンゲが一番良いようだ。レンゲを残してあるのは、レンゲが結実して来年再生してくれることの期待と、苗代で歩けるようにするためである。ビニールトンネルの直しや、苗の観察のためには苗代の中に入りたい。苗取りの時も少しは楽になればと考えている。
今年は、セルトレー撒き100枚、苗箱蒔き50枚、直播を残る面積。と苗量として3分の1づつ行いたい。もち米は発芽が速く、今年はすでに発芽が始まり、冷蔵庫保存になっているので、直播部分にはもち米喜寿糯2キロはすべて蒔くつもりだ。サトジマンも2キロは蒔きたい。それで3分の1の4キロになる。4キロがセルトレー。苗箱が4キロで、ひと箱80グラム撒き位になる。50枚の土を入れた苗箱を並べ、種もみを均等に播種する。その後覆土する。セルトレーは4キロで100枚になると思うが、蒔けるだけの枚数でいいかと思う。今年の苗作りはこの3種類の苗の作り方のうちどれが良いかを、再点検するつもりだ。