タニタの体重計

   

傾斜地の畑 10号 自然に戻ろうとする力が、常に働いてくる。手入れという範囲で、畑状態を保ってゆく。そのバランスの取れた所が面白い。

以前購入した体重計が壊れてしまい、新しいものを買った。壊れたまま何とか一年ぐらい使って、ついに買い換えた。体重が正確に測れない体重計ではいたしかたない。お風呂屋さんに行けば必ず、体重計に乗る。この体重と違い過ぎるのだ。風呂屋の体重計もだいぶ怪しい気はするのだが、家の方の体重計もかなり古くなっているし、たぶん15年ほど前に小田原に来る前に買ったのではなかったか。そこでどうせ買うなら、身体組成計という物を買うことにした。こういう機械で、どこまで正確に測れるのかは分らないが、体脂肪とか、内臓脂肪とか、計ってみたいと考えている。ついに、これが到着した。早速年齢や身長を登録して、何度も計ってみている。何でも計ることが好きなのだ。色々の数字を眺めていると、いよいよ面白くなる。それでもう一度乗ることになる。朝起きた時から、一日10回ぐらい計ると、人間の変化というものが見えてきて、これも無意味に興味深い。

基本病院には行かない。65歳になるので、一度病院で人間ドックという身体検査はしてもらいたいと思っている。そう思いながらまだ行っていないのだが。病気を発見してもらおうというのでなく、身体を測定してもらいたいと考えている。稲もそうだが、測定するのが好きなのだ。それで買ったのは、タニタのインナースキャンDUALというものだ。これはどうもIPhoneと連動しているということが、新しい機械らしい。と言ってもアイホーンを持っていないのだから、これを買ったのは間違いのようだが、計る機能が精密だという説明で、これしかないと考えてしまった。家で広げてみたのだが、細かな説明書の様なものが無い。どうもインターネットで調べるシステムのようだ。結局説明書をインターネットから印刷した。インターネットの記事が、おもしろすぎる。所が計り方が分らない。どこを押せば、測定を始められるのかがついにわからず、教わったのだから恥ずかしい、ただ機械に乗れば電気が入り測定が始まる。さすが最新式だ。

体重、BMI、体脂肪、筋肉量、骨量、内臓脂肪、基礎代謝量、体内年齢、体水分量と9の材料がタチドコロニ出てくる。これが果たしてどういうものか、どうやって計るのかについては、現在勉強している所で、まだ詳しいところは分らない。計るたびに、骨量が変わる訳はないのだから、正確な骨量はどういう時に測定できるのか、徐々に極めたい。たぶん電気の通過の違いが計れるのではないだろうか。デジタル表示で50グラムまで測定できるというところが今までにない所で、気にいった。眼鏡をしているかしていないかも数値が出てくる。眼鏡が無いと見えないのだから、確かにアイフォーン連動は良いかもしれない。やはり一番気になるのが、内臓脂肪である。内臓脂肪は今のところ、10か9,5である。やや危険数値ということだ。確かに体重が少ない割には、内臓脂肪はありそうな気がしている。そんなはずはないという気もする。

これは、中性脂肪の多いい食事をすることと、運動が少ないということになる。ところがこれに心当たりがあまりない。肉はめったに食べないし、毎日畑仕事をしている。まあ納得はいかないとしても、数値は数値である。心当たりがあるとすれば、梅酒の飲み過ぎだろうか。内臓脂肪はCTスキャンでおなかの中を計らないと本当のところは分らないようだ。一度これをやるべきだろう。内臓脂肪面積が100cm2以下なら良いと書いてあるが、これも意味までは良く分らない。痩せている割に、内臓脂肪が多く、成人病のリスクがあるというのは、よく言われることだ。内臓に脂肪が付いているとしたら、それは良くない。鶏を食べるとき、内臓に脂肪のある様なものは何か問題があると考えてきた。地獄絵のさまよう亡者は、痩せこけて腹が膨れている。さすがにああは成りたくない。

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