プランター農法

   

自給の野菜作りはプランター栽培が向いている作物もある。畑で作るのでなく、容器で作る方法である。私にはニンジン、長ネギは畑では作れないが、容器では作れる。大体のもはできると思われる。コンテナ農法という考え方があって、農業用のコンテナに土を入れて、野菜作りを提唱している人もいる。農業用コンテナは陽にさらすと案外に寿命が短い。さまざまどういう容器がいいのか、実験をしている。もちろん野菜によって容器も違うはずだ。

布容器である。腐食布で作られバケツ型のものだ。直径が20センチ、から50センチと何種類かある。意外に丈夫な布である。これで、生ごみ堆肥も作れる。この布鉢は大根を播いてみた。本来、植木の根巻用のもののようだ。国華園の通販で購入したが、いつもあるものかどうかはわからない。

大きめの普通のプランター。木のカバーを作るつもりであったが、まだやっていない。1個1000円くらいだった。置く場所があれば、プランターは大きいものが作りやすい。まだ何も植えていない。苗を作っている間。土をプランターの中で熟成させている。系分堆肥と、籾がらたい肥を混ぜた。良い土を作るには1カ月は見て置く必要がある。

スーパーの袋でのサツマイモ作り。スーパー袋の耐久性の実験のようなものだ。2重にしてみた。現在ハウスの中で、さつまの発芽を待っている。

陶器の植木鉢でのキヌサヤエンドウ作り。花がきれいなので、観賞用にもなる。4本植えてあるが、すでに1ヶ月くらい食べている。絹サヤは案外取れる量が少ない。収穫期間も短いのでそろそろ終わる。次々違うところで出来てくるようにすると便利である。今は日当たりのよい窓下の花壇が咲き始めている。

魚用の発泡スティロール箱でのニンジン作り。これは何度もすでにやってみて、とても良くできることが分かった。ともかく草が取りやすい。種をまいた後、適度に間引きながら、10本ほど残す。草はこの範囲なら、完全に取り除ける。一年中作れる。今は布鉢にも播いてみている。ついでに箱の奥にあるのが、大きくなるにんにく。なにしろ、リンゴくらいになる。いただいて、あまりに見事なもので、全部を食べないで、ハウスの中で作り続けて4年目である。

大きな布袋が置かれている様子。ここには長ネギと、玉になるタイプの山芋が植えられている。長ネギは伸びてきたら徐々に土を加えてゆく。最後に白くなった部分が30センチくらいになるようにやっている。

ついでに踏み込み温床の苗トレーの置かれた写真。キュウリとトマトが生育がいい。今年もナスとピーマンが発芽が遅れている。温度が足りないとも思えないのだが。まあ仕方がない。

色々の作物をやってみているが、一番成功しているのがニンジン。ニンジンを畑に作った時は草に負けてどうも、種まきが上手くいかなかった。つい多くまいてしまうので、逆に食べきれない時もある。そこで、適度にいつでもニンジンがあるという状態を作るためには、プランターでニンジンを作るのがいいと考えた。私のような横着者でもプランターの範囲の草取りならできる。

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