小田原市:市会議員選挙

   

新しいく市議会を目指す候補が、13名もいるそうだ。これは大いに期待できる。小田原の市会議員選挙が、政策を問うものに成って欲しい。「明るい小田原」が良いか、「元気な小田原」が良いかだけで選ぶのでは無理である。いつまでも今の市議会では、市民にとって不幸ではないか。ではどうしたら政策選挙に成るのか。前回の選挙以来考えてきたことだが、悲しいことだが方法が分からない。特定の人だけが有利な案も困る。さてどうしようと悩んでいる。考えあぐねているうちに、選挙はそこまで来ている。見切り発車をるしかないか。具体的なことを発言するのは選挙には不利だ。これが小田原の選挙の常識だそうだ。具体的なことを言えば賛否がある。賛否が見えると、地縁血縁でも意見が違う。ということらしい。なるほど、議会でも賛否は見えないことを望ましいというのが、現議会の考えである。

一番聞きたいのは、「TPP条約参加に賛成か、反対ですか。」である。もう一つは、「生ごみの堆肥化に賛成ですか、反対ですか。」となる。さらに「憲法9条に対して、賛成ですか、反対ですか。」「市議会議員に成って、こでれだけはやりたいという政策を教えてください。」これも加えてみたい。この5つだけでも良いから、全立候補者に回答を聞きたい。その上で投票したい。個人的に手紙を出して聞いてみたい。「小田原市議会を考える市民の会」では全立候補予定者に質問をお願いした。1、目標に実現。2、今の議会のここを変えたい。3、新総合計画への意見。である。15日が締め切りなので、近くホームページに掲載される。2番だけでも市民全員に知らせたい。「政策選挙」に成らなければ、民主主義の議会にならないだろう。それは市議会であろうが、国であろうが同じことである。

いぜんテレビで、衆議院の小田原の候補が、「何がやりたくて衆議院に立候補するのですか。」こう聞かれて、「皆さんのご意見を良くお聞きして、それを実現するためです。」こんな感じで答えていた。伝統にのっとった選挙戦略ということだろう。候補者に考えがない訳はない。しかし、それを鮮明にすることは、不利だと考えている。政策選挙に変えたい。変えなければ小田原の市議会は本当の意味では機能しない。国会より、市議会の方が重要だと考えている。これからは重要なものは身近な地域主義である。TPPのような国際条約ですら、小田原での判断が一義的には重要である。小田原市議会が反対決議すればいい。全国の市町村が反対しているのに、国だけが条約を結ぶことはさすがに出来ないだろう。今までの市議会というのは、守備範囲を決めて、これは県の問題、これは国の問題と、議論を避けている。地域主権ということは、地域でTPPを認めるかどうかを議論するということである。

議員にはホームページを義務ずければいい。議員の忙しさは、選挙の為の忙しさである。選挙運動ばかりやっていないで、ホームページの更新ぐらいした方がいい。この時代にホームページを利用できないような議員では、市会議員としの資質に問題ありだ。新人候補も「市議会を考える会」にホームページをリンクさせてもらいたい。地方議会は変わってきている。各議員が年度初めに自分のやりたい政策を上げる。そして年度の終わりに、自己評価をする。これを議会公報で公開する。こういう議会もすでにある。今度の選挙では新人が13名と多数出るらしい。現状に対する不満は、大きい訳で批判票は新人の方に流れるだろう。政治を志す、若者に出て欲しい。不十分で構わない。20代なら、それだけで通りそうなものを感じる。誰かネットだけの選挙をやってみたらいい。そうして風穴をあけ、議会をぶっ壊してもらいた。

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