日大糸長研究室

   

日本大学糸長研究室という名前は聞いていた。正式な名前は「日本大学 生物資源科学部 生物環境工学科 建築・地域共生デザイン研究室」ここの教授が糸長浩司氏である。「まるで農業大学みたいな研究をしているよ。」という話を聞いていた。大学でパーマカルチャーの研究をしているというのだから、驚く。そういう時代なのかもしれない。
最近の主要な研究テーマ
パーマカルチャー等環境共生型生活空間および地域づくりの理論と手法に関する研究
グリーンツーリズム等都市農村交流システムと空間計画に関する研究
自由課題による地域施設・ランドスケープの計画・設計
人間、建築、文化的、社会的環境の相互関係
農業水利組織の構造と機能に関する研究
アーバンエコロジーに関する海外研究
エコロジカル建築及びまちづくりに関する研究
田園地域のニューカマーのエコライフに関する研究
農林地及び里地空間の環境教育的価値と活用に関する研究
水路環境整備に関する研究 ・住民参加による土地利用計画手法に関する研究

ホームページを読んでいて、嬉しくなって、コピーしてしまった。こんな大学があって、学んでいる人達が居る。「農業水利組織の構造と機能に関する研究」これは深い。室町期の荘園の形成と地域社会。江戸時代からの村の形成と産業の育成。明治政府の産業政策と集落の関係。戦後の村崩壊の歴史。そうしたことを背景に組織構造を変貌させてきた、水利組織。勝手にそう言う事を考えてしまう。多分相当違うのだろう。
その糸長先生の授業が小田原で受けられる。小田原をフィールドとして、先生がいかなることを考えているのか。とても興味深い。しかも久野まで来てくれるそうだ。事前に、こちらの活動を資料として出しておいた方がいいかもしれない。誰でも参加できるそうなので、興味ある方は、以下資料を掲載しておきます。

 エネルギーと環境を考える ワークショップ 第2回(全5回)
あしがら地域のエネルギーをめぐる ぶらり ツアー
◎あしがらの「海、山、平野」について詳しくなろう!
◎地域の「風」の状況や、高低などの特徴を知って、獣害、竹の生育、高齢化、地域の色んな課題を話します。
◎さらに糸長先生の授業を受けて、それぞれの地区での資源活用アイディアを描いていきます。
ツアーコース
1、早川漁港~石垣山一夜城跡
2、久野の里地里山指定地域 
3、バスから眺める城下町
(ガイド:岩越 他)
◆ 日時:8月30日(日)
集合場所・時間:バス 小田原駅西口9時50集合 出発10時
ツアー代: 2000円(お弁当代込み)
講演会:市民会館会議室14時00開始予定
(ツアーの進行により遅れる場合がございます)
※講演会のみ参加の方は参加費500円
※ワークショップ終了後、交流会を予定しています。(料金3000円程度を予定)
参加希望の旨を連絡頂けると幸いです。
主催:日本大学糸長研究室
共催:おだわらエネルギーかふぇ
※お問い合わせ・お申し込み:0465-22-1044(じんま:留守電・FAX)j_viola2000jp@yahoo.co.jp
※当日連絡先:080-5484-1634(ささき)
□おだわらエネルギーかふぇは、2008年2月映画「六ヶ所村ラプソディー」上映に取り組んだメンバーの有志が立ち上げた「原発に頼らない暮らし方」をさまざまに提案していくグループです

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