327 水彩画 日曜展示
327 水彩画 日曜展展示

771「のぼたん農園」
2025,11 中判全紙

772「おもとだけ」
2025,11 中判全紙

773「木」
2025,11 中判全紙

774「ギンネム」
2025,11 中判全紙
石垣に戻って絵を描いている。描き続けているが、4枚だった。絵はいくらか変わっているような気がしている。少し大胆になり、いい加減に描くことの大切さが分かってきたような気がする。それで絵が良くなると言うよりも、楽になった。自分に近づくような感じがする。
暑さが少し収まり、絵を描きやすくなってきたかもしれない。しかし、あの夏色の素晴らしさは終わった。静かな色である。紅葉がないから、秋の賑やかな色彩というものがない。ただ枯れて行く草の色が、余計に寂しい感じがする。草でも冬中取り残されたように緑のままのものもある。
見て描いているわけではないが、やはり回りの色彩には反応していると思う。あの海の青はもうない。絵にも青は現われない。緑や黄色や、茶色が出てくる。それはそれで良いのだが、緑がどんどん多様なものになり、それにはなかなか追いついて行けない。