第103回 水彩画 日曜展示
第103回 水彩画 日曜展示
今回は小さい作品です。時々手を入れていたのが溜まってきたので展示することにした。年賀状を描いてから、なんとなく習慣になっている。小さいものは小さいもので描いているときの面白さがある。
698「のぼたん農園」
699「ケナフのこと」
2022.4
700「しげみ」
2022.4
701「石垣の海」
2022.4
702「のぼたん農園」
2022.4
703「のぼたん農園」
2022.4
704「石垣の海」
2022.4
705「塩山のブドウだな」
2022.4
706「かたち」
2022.4
707「のぼたん」
2022.4
続けて描く時間がとれないときは、小さいものを描く。小さいものを描く時には大きく描く。絵にならないことも多いのだが、思わぬ発見もある。絵の具の使い方や紙の選び方など、小さいもので分かったことが多い。
小さいから一筆で絵が変わる。大きな変化をしながら絵を進めることが出来る。こんな絵もあるのかと自分の限界を超えるようなことも、小さい繪から始まる。でも小さいものも大きいものも大変さは少しも変わらない。いつまで経っても完成しないものが、アトリエカーに積まれている。
水彩画は小さい繪でその本領を発揮する。小さくても絵画的に深く迫れるのは水彩だからこそだ。実は車にある小さい繪は人にあげることが多い。だから、個々にあるものは残り物である。残り物には福があるとはよく言ったものだ。人が選ばなかったものの方が良いかと思う。