神奈川県動物保護センター建設基金への寄附のお願い

   

神奈川県動物保護センター建設基金への寄附のお願い

神奈川県の西部地域では、殺処分0を達成している。犬に関しては3年前から、猫に関しては2年になる。すごい努力が背景にあることだろう。管内である小田原はここに含まれている。とてもうれしくなる。良くここまで来たという気持ちになる。神奈川県内で殺処分0を目指してガッバって来た仲間を知っている。動物を殺処分せざる得ない原因はペットショップの存在である。もし、犬や猫を飼いたいと考えた時、ペットショップで買わないことである。ペットショップというものは許可制にしなければならない。ひどいペットショップでは小さい間しか売れないというので、子犬や子猫にえさをほとんど与えないところまである。犬や猫を飼いたいと思えば、動物保護センターに問い合わせてみることだ。必ず良い犬や猫との出会いがある。子供の頃から、ずいぶん多くの犬や猫を飼ってきたが、ペットショップで買ったものは1匹も居ない。保護センターから分けて頂いたものもたくさんいる。すべてが長生きしてくれたし、性格も良かった。

保護されて我が家に来た犬や猫に、私自身が救われてきたと実感できる。犬や猫がいる暮らしは素晴らしい。大変であるが、素晴らしい。これが経験できないのでは、子供は大人になれないと思うくらいだ。犬から学んだ大切なことがいくつもある。子供の頃餌をやり忘れて、一晩泣いたことを思い出す。犬は忘れた私を許してくれた。猫や犬はブームらしいが、飼う責任を感じられないのであれば、飼う資格がない。可愛いからというだけで衝動的にペットショプで、購入してしまうようなことはあってはならない。命の大切さは、人も動物も同じである。犬や猫は家族だ。飼いうという事には重大な責任がある。最近、ドンちゃんが死んだ。まずまず、寿命を全うさせたと思う。突然の死だった。その日の朝もご飯を食べた。食欲は少しづつ落ちてきてはいたが、弱っているというほどではなかった。目がだいぶ見えなくなってきていた。もう新しく犬も猫は飼えない年齢なので、寂しさはひとしおである。

平塚動物保護センターは建物が老朽化し、建て替えの時期に来ている。訪ねたことがあるが、少し暗い雰囲気があった。今度建て直して、明るいドックランのあるような施設にする。災害救助の動物保護が行えるような施設にするそうだ。福島原発事故での、置き去りになった動物たちの悲惨な状況はまだ瞼に焼き付いている。公的な災害救助の動物保護施設がないという事で、ずいぶん大変な思いをした。今福岡に移転した、寒川のUKCの緊急保護施設には手伝いに行かせてもらった。そういう民間の活動が、殺処分0に繋がり、今度の保護センターの新しい枠組みに繋がっていると思う。その保護センターの建て直しでは、寄付を募集している。しかも、神奈川県にふるさと納税するときに、平塚動物保護センターの建て直し基金を目的にできる。神奈川県で生き物を飼っている人は、全員でふるさと納税をやってもいいのではないか。

神奈川県に納税するなら、ぜひとも、動物保護センターの建て直しに目的をしてもらいたい。税の使い道を指定しても、2000円の負担だけのはずだ。その上に様々な恩典も加わる。負担なく、動物保護センター建設に協力できる。現在、5400万円を超えて募金が集まっているそうだ。それでもまだまだ足りないだろう。お金が多く集まれば、より良い施設が作れる。動物が殺処分されるようなことはあってはならないことだ。現状ではとても困難だが、地域地域で頑張れば達成できることなのだ。全国の良い事例に成る為にも、ぜひとも、神奈川県にふるさと納税をしてもらいたい。

 

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