「 本 」 一覧

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玉子と土といのちと

2010/08/24  

「玉子と土といのちと」著者:菅野芳秀氏(創森社1500円)日曜日の夜、小野田さんの呼びかけで、菅野さんの出版記念の集まりが、四季亭であった。山形の長井市から来ていただいたというので、迷惑をかけ  ... 続きを読む

多文明共存時代の農業

2010/06/17  

「多文明共存時代の農業」高谷好一著(農文協)地質学を学んだ人による、世界の農業史である。京都大学の東南アジアセンターの名誉教授。新しい農業の歴史が、特にアジアの視点から、わかりやすく書かれてい  ... 続きを読む

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武士の家計簿

2010/05/31  

「武士の家計簿」磯田道史著(新潮新書)実に納得の行く本である。幸運にも入手した、克明な加賀藩の御算用者の家計簿を読み解く本である。資料に基づく江戸時代の実像が活写されている。いたる所あいずちを  ... 続きを読む

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日経電子版

2010/03/28  

日経新聞は有料化した。4月30日まではは無料お試し期間と言う事なので登録してみた。紙印刷と言う新聞は遠からず衰退する。ネットの方が早いし、簡便である。日経新聞社の挑戦と言う事だろう。テレビが普  ... 続きを読む

タッズよ、ありがとう

2010/03/05  

『タッズよ、ありがとう』玉那覇 葉音著が送られてきた。手に取るや否や、一気に最後まで読んでしまった。涙が流れて止まらなかった。タッズはアメリカン・ピット・ブルテリアのショードッグのチャンピオン  ... 続きを読む

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乳酸菌大活躍

2010/03/01  

現代農業の4月号の特集である。オカラの乳酸発酵について記事を書かせてもらった。読んでもらえればと思う。「現代農業」は農村漁村文化協会の出している、月刊誌である。狭い範囲の知識しかないが、日本で  ... 続きを読む

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立花隆『農協』

2010/02/05  

立花隆氏は1974年田中角栄研究で注目を浴びた。田中角栄研究は独特の視点のジャーナリズムだと思った。当時は雑誌というものが、社会的な世論構成に力があった。その世界の一角に週刊誌的論壇。と言うよ  ... 続きを読む

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奇跡のりんご

2009/09/28  

「すべては宇宙の采配」(東邦出版)奇跡のりんごの木村秋則氏の本を読んだ。農の会一の読書家の高橋さんが貸してくれた。なかなか面白い本で、あっという間に読んでしまった。木村氏ご自身の「奇跡体験」が  ... 続きを読む

「夜水」和田傳

2009/06/27  

和田傳の短編に「夜水」昭和27年の作品がある。もう消えて行った、水争いの感覚がここにある。私にとっては田んぼの浅水のことだ。ドンブラコと水を入れることは、罪悪感が伴う。ヒエが生えないように、8  ... 続きを読む

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経済危機への提言

2009/01/15  

『金融危機を希望に転じる』25の提言と実践、農文協の現代農業増刊号である。農文協の増刊号はタイムリーな企画を、意外なことによく取り組む。定年帰農とか、新規就農とか、田園住居とか、新しい時代を切  ... 続きを読む