最小限の家 実施計画の検討

   

今日11月11日夕方4時から最小限の家の集まりだ。いよいよ、最小限の家は実施計画の段階に入った。一年余りかかって、一棟目を建ててみるところまできた。まずは笹村の家の裏山に建ててみる。地目は山林。水道電気は、すぐ引ける場所。ともかくやって見なければ分からない事が多いだろうから、試行錯誤するつもりで進めてみる。

進める中で起きてくる事を、確認する為に建ててみる。だから、行うことを出来る限り記録して、後に生かすようにしたい。先ずどの部分に人手がいるか。一人で出来る部分はどのくらいで、どれだけの手間暇がかかるか。製材のようにプロに頼んだ方がいい事が他に無いか。こうしたことも整理したい。

話し合って見たいのは以下のことなど。
①一棟目を建てる事で、計画を目に見える形にする。記録法、広報。
②行政への連絡、確認はどのように対応するか。
③今後の建築の協力体制をどのように決めてゆくか。

実施法
①製材、現在乾燥中の檜を大山木材さんで製材してもらう。その手順と費用
②構造、設計の具体化。板倉構造がいいか、2バイ4がいいか。
③建設は個別に行える仕組みを作る。道具の貸し出しなど検討課題。
④下作業を事前にやるとすれば、どんな形迄進めるのが良いか。
⑤基礎の構造。高床式の床下倉庫の作り方。基礎構造との考え方。
⑥発展して行く家になるから、応用性、柔軟性を重視し、その基本形を探る。

確認点
農の会のが目指す家は、生産現場であるだろう。(杉本先生指摘)

質素なくらしを表現した家。 →農の会的暮らしの方向を検討。本質的な意味で豊かな暮らし。
自然に馴染んだ家。    →美しく風景を形成するような、家でありたい。耕作地との融合。畑の意味、小道の意味
循環する合理的な家。   →利用可能時間を決める必要がある。2・3年か10年ぐらいか。100年か。
必要最小限の家。     →生産現場としての家、四畳半に1人。1間半のキュウブを基本にしたら。高床式。テラス的機能部分。屋根の意味。床下収納による断熱。倉庫としての機能 床下が家畜小屋。
安心して眠れる家。    →これが案外難しい。シェルターとしての家。窓や扉の構造
センターハウス      →各戸にいらない機能を、何処か別に設ける必要がある。
トイレ、炊事の別棟
地域で入手できる材料の家。→竹は注目。廃材やガラス等どう考えるか。
自然エネルギーの家。   →今後の課題。ライフライン。別個部会を設ける必要がある。建てる場に応じて考える。
費用のかからない家   →100万円以内で出来る家
簡単に出来る家     →1ヶ月で自作できる家

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