SNS選挙

   

SNSと言う物がよく分からない。どうも、トランプが良く書いている、Xと言う物がそうなのだろうか。ブログの短いような物なのか。Xを知らない。Xはトランプと仲違いした、ステラの社長が運営している物らしい。昔はツイッターと言っていたらしい。これもよく分からないが、こう言う物が選挙まで動かすらしい。すべてらしい付となる。

まあ選挙が、ウグイス嬢という人が、街宣車で名前の連呼をするという姿も、見苦しいものだ。名前を売り込むことが選挙運動というのでは、情けない限りである。それよりは、まだマシと言うことかもしれない。SNS選挙という物が、斉藤知事を再選させたと言うことらしいから、犯罪者でも知事になれる方法らしいから、これは最悪のことになる。

要するに人を惑わすような情報が行き交いして、それが票を動かしてしまう。これがSNS選挙ということらしい。素人の発信する偽情報が、新聞やテレビの正しく客観的であるとされる大報道を、越える先導的影響力があると言うことらしい。確かに正しいだけでは人には伝わらない。人は欲しい情報を探している。

マスク氏はツイッターを3年前に買収したとあった。そしてXと言う名前に変更しているらしい。このXと言う物で、トランプはフェークニュースを発信している。大統領が嘘つきの国など、前代未聞だ。それでもトランプは確信犯で、必要な嘘であれば、戦略として言えるのが有能な大統領と言うことらしい。

だますのが上手というのも政治家の力量と言うことらしい。これがSNS選挙の特徴なのだろう。何しろ、移民は犬を食べているなどと、大統領候補の討論会で平気で嘘を口にした。私はこれでトランプは当選しないと思えた。ところがそうではないのだ。こうした嘘をつくところがトランプ票につながったのだ。

アメリカにはそういう移民を嘘でおとしめる人を、大統領になってほしいという願望があると言うことなのだろう。それくらい移民差別が存在する国なのだ。日本で言えば、関東大震災の時の、朝鮮人に対する流言飛語で、朝鮮人虐殺が起きたことに似ている。アメリカは先行き不安が、広がっていると言うことなのだろう。

100年以上も世界一の経済大国で来た国が、いよいよ中国に追い抜かれることになる。この不安なのだろう。アメリカが世界一の経済大国になったのは、第一次世界大戦の戦争景気である。ヨーロッパが戦場になり、アメリカがその代わりをになうことになった。さらに成長したのが、第二次世界大戦である。

結局アメリカは戦場にならなかったために、漁夫の利を得たのだ。別段アメリカが努力をしたと言うよりも、世界に戦争をさせて置いて、物資や食料を生産したのだ。その結果疲弊したヨーロッパやアジアを押さえ込んだ。今だって、ウクライナ戦争、イスラエル戦争でアメリカは代理戦争をしている。そして、中国と日本も敵国関係に仕立て上げている。漁夫の利を狙おうという伝統手法である。

ツイッターの時代は確か、トランプ氏はフェークニュースを流すと言うことで、利用禁止になったのではなかったか。しかし、マスク氏が買収した、Xは何でもありらしい。トランプはこれを利用して直接世界を、嘘も交えて脅しているわけだ。ディールとか言うらしいが、トランプ戦争だから何でもありなのか。

いよいよ、イスラエルとイランが戦闘状態に入ったらしい。戦争は収まるどころか、どんどん拡大している。この戦争の拡大にも、SNSというものは関わっていると思える。情報が、状況をたちまち悪化させる。世界が慌ただしくなった分だけ、戦争までの距離が短い。

SNS選挙という物がどんな物か知らないが、斉藤知事の再選に大きな役割をしたらしい。斉藤知事は絶対に犯罪者だ。公益通報者を知事の職権で探し出し、一方的に処罰をした。この行為は法律的に見れば、行ってはならないことと決められている。何故犯罪を犯した人が、いつまでも知事でいるのか理解できない。

何故この人が逮捕されないのか、どうしても理解が出来ない。日本の司法に正義がないように見える。ところが報道も、いつの間にか、はっきりとした批判を避けるようになった。選挙で選ばれたと言うことで、みそぎをしたと言うことなのだろうか。犯罪行為は選挙によっても、動くことはない。

どうも、この前例からすると、日本では公益通報者を、知事権限で探し出して、処罰しても良い。という判断になったと言うことなのだろう。それならまず法律の改正が必要になる。知事の権限という物に対しては公益通報出来ない。と言うことになる。それでいいのか。

公益通報は通報者の不利益になるだけだから、やるべきではない。権力者は守られていて、どれほどひどいことをしても、報道にも、司法にも守られている。日本はそういう正義のない国なのだ。この国に位している以上、下手に公益通報などしない方が良い。必ず通報者が不利益を被る。

それぐらいなら、悪事も黙って見過ごした方が良い。そう子供達は考えたはずだ。きれい事を言ったところで、この国では通用しない。維新の議員のように、秘密公聴会で得た情報を、これまた犯罪者である立花とか言う人間に、垂れ流している議員がのうのうと議員を続けているのだ。

これが今の日本の状態である。全国どこでも同じである。例えば、石垣市であれば、中山市長に対して、公益通報者が現われたとすれば、市長はすぐ犯人を捜し、処罰することが出来ると言うことなのだろう。公益通報の権利からすれば、おかしいことだと思うが、これが日本の司法や報道の現状と言うことになる。

日本は権力者が守られている国だ。何しろ、反日組織統一教会と結託していた、安倍晋三を国葬をした。日本がおかしくなっている。安倍晋三が日本を壊したのだ。それ以前の自民党にはまだ、良心派がいた。異論を述べることが可能な自民党であった。安倍晋三が自民党を劣化させた。

安倍晋三と言うより、安倍晋三を木偶の坊の雁首とする日本の暗黒集団が居る。その集団は反共を旗印に、アメリカの極右グループと結びついている。それがアメリカの占領軍が行ったことだ。日本にアメリカの言いなりになる政党を作ろうとしたのだ。アメリカに従っていれば、米軍が守ってやるという条件だ。

その代わりに、日本を軍事基地化し、アメリカの前線基地にすることを了解させたのだ。アメリカは対ロシア、対中国の直接攻撃を避けるために、反共の防波堤として、日本列島を必要としたのだ。米軍基地は日本を守ってやっているという建前だが、実はアメリカ自身を守ることが主たる目的である。

軍隊はトランプでなくとも、アメリカ第一主義である。アメリカを守るためには日本を犠牲にすることなど、当然のことになる。戦後80年が経過して、いよいよそのときが迫ってきたと言うことになる。アメリカの軍隊が日本の軍隊を利用し、代理戦争を強要する時代である。

日本と中国が戦争事態になることが、アメリカの願いのはずだ。その願いを忖度しているのが、日本の右翼勢力である。日本の右翼というのは、売国奴と言うことである。日本主義とは何の関係もない。アメリカの手先になり、アメリカに気に入られるように動いている人たちのことだ。

 

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