10月の畑
一回目鶏フンを蒔いて耕したところ。
2回目を耕して、種を蒔いたところ。
8月、9月と畑はほとんど出ることがなかった。暑かったということもあるが、水彩人の秋の都美術館の展覧会があり、頭が絵の方に向ききりであった。稲刈りも終わり、やっと畑の準備に入った。まず畑の草刈りからである。ハンマーモアーを使ってきれいに草を砕いた。ハンマーモアーの入れない傾斜部分は、草刈り機で草を刈った。これでほぼ一日仕事になった。次に鶏フンを播いた。鶏フンと言っても、私の家の鶏小屋の床の鶏フン堆肥である。1畝一袋ぐらいの量にした。だいぶ土が良くなってきているので、草が分解されるぐらいの量でいいのではないか。刈った草が早く腐食してくれることを期待している。その後、すぐに一度耕運を行った。雨を見計らって、降り出す前の作業である。雨が降り、在る程度乾いてきたところで、トラックターで2度目の攪拌する。そして、2週間ほどしたら、さらにもう一度耕す。これで種まきでも苗の植え付けでもできる状態になる。
冬の青物や、タマネギの植え付けなど、自給生活には不可欠の作業が始まる。タマネギの苗だけは、セルトレー播きを行い。一応育っている。これを11月に入ったら植え付けたい。しかし、例年通りというか、今年も苗が足りないようだ。その分は買うことになる。これがいつもそうなのだが、実力どうりで買った苗の方が良く出来るのである。まあ、今年も挑戦である。昨年は玉ねぎは良く出来た。草をよく取ったからだと思う。土もだんだん良くなっているということもある。何としても草取りが出来ないというのが、性分というか、状況というか、遅れ気味になってしまう。この暑かった夏などもう諦めて、放棄していた。それでも、キュウリ、大豆、里芋、カボチャはある程度は出来ていた。来夏は初めから、手のかからない、草負けしない作物だけにするつもりだ。トマト、ナス、ニンジン、などは、すべて箱作りにするつもりだ。家で食べる分だけならそのぐらいで十分である。ハウスでは、トマトとゴーヤがまだいくらかづつ出来ている。徐々に畑は縮小しながら、自給だけは確保するつもりだ。
ほうれん草すぐにも蒔きたい。ほうれん草もおいしいものは売られていない野菜の一つだ。自分で作らない限り、あの癖の強い独特の味わいはない。土がだいぶ良くなってきたので、昨年はある程度できた。たぶん今年は出来ると思う。遅れてはいるが、まだ、キャベツや、大根、白菜、の種まきが出来る。間に合わなければ、苗を買ってきて植えるのでもいいのだが、一応は種を播いてみた。ほうれん草、キャベツ、白菜、ブロッコりー、ニンジン。あと、大根、こかぶ。一通りは蒔いてみたが、どうなることか。月末にタマネギのベットを又作るつもりだ。両側から、草取りがやりやすいベットにする。120幅で長さ15m、3列作れば、一年分のタマネギになる。ハウスのトマトも少しは出来るのだが、そろそろ片づけて、小松菜を蒔こうと思う。少しづらしながら蒔けば、冬の青物が確保できる。
畑は少し狭めるつもりである。中段の果樹畑をソーラーパネルを付けようと考えている。その分、少し下の畑に移そうと考えている。枇杷の木を隣との境に4本。下の斜面に、みかん。ブルーベリーは畑の淵辺りに移すつもりだ。柿は上の段に移したい。畑も少し狭くなるが。野菜はプランターを中心に作ろうと考えている。どうも自分の分だけなら、この方が管理が楽なようだ。水やりさえ忘れなければ、畑より管理が良くなる。畑では、タマネギとか、ジャガイモのような、ある程度まとめて作る必要のあるものに、限ろうと考えている。夏は又作業が出来ないのだろうから、一番掘っておける作物にするつもりだ。里芋、トオモロコシ、カボチャぐらいだろうか。