「 水彩画 」 一覧

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絵の廃棄

2013/07/28   水彩画

3日間にわたって、絵を選択して廃棄した。それは大量なもので、軽トラック山積み4台であった。昔の油絵、アクリル画、そして大型の水彩。廃棄には理由があった。絵を描いてきた過去蓄積のようなものを消し  ... 続きを読む

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富士山世界文化遺産登録

2013/06/30   水彩画

富士山が世界に認められた。文化遺産として日本人の山というものへの関わり方がある。山梨で生まれ育った。そして今も富士山がすぐ見えるところに暮らしている。確かに富士山は自然遺産というより、文化的な  ... 続きを読む

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形と色のこと

2013/05/15   水彩画

私が描く絵では色が重要な要素になっている。説明的な「かたち」はほとんど意味をなしていない。色で表わされているものは、筆触をもとにした調子を作る色である。画面全体の流れとか、動きは意識しているが  ... 続きを読む

下田の絵

2013/04/27   水彩画

「春の海」着いて最初に描いた絵 中版全紙 ファブリアーノクラシコ 絵具はニュートン とても風の強い日だったので、白波が立っている。沖合の方まで、白波の白い点が連なっていて、しだいに小さくなって  ... 続きを読む

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水彩人の制作

2013/04/18   水彩画

水彩人の研究会で、下田に行ってきた。いそかぜというホテルに泊まった。少々古くなったホテルだが、海を描くには良いホテルである。伊豆では一番の場所だと思う。海越しの富士山を描くなら三津浜とか、海の  ... 続きを読む

アンデパンダン展・3月11日をどう受け止めるか

2013/04/02   水彩画

アンデパンダン展では福島からのメッセージが特集されている。公募展ではこうした対応は他にはない。福島事故について、芸術がどのように表現されるのか。自分の制作がもやもやしている。音楽はいち早く反応  ... 続きを読む

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絵を描くことと、作物を作ること

2013/03/18   水彩画

なぜ、絵を描きたくなるのだろうか。絵を描き始めた時から、不思議に思う。絵を描くことが好きな子供だったことは確かだ。と言って、うまい絵を描ける子供ではなかった。自分の絵を下手で恥ずかしいといつも  ... 続きを読む

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水彩人の研究会

2013/03/04   水彩画

水彩人で研究会を行う。下田のいそかぜという旅館を予定している。日程は4月の15日16日17日の2泊3日である。水彩人はこうした研究会から始まった仲間である。水彩画を徹底して研究したい。その場が  ... 続きを読む

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江戸の剽窃

2013/02/20   水彩画

江戸時代の文化を見てゆくと、剽窃は当たり前のことのようだ。関西で流行した戯作があれば、直ぐ江戸風にアレンジをして発行する。浮世絵でも同じことで、はやりの様式が出来ると忽ちに真似られる。そもそも  ... 続きを読む

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省略の美

2013/02/13   水彩画

日本の芸術は省略と云うものが大きな役割を為している。作品にはその入り口だけが示され、後は受け手が世界を広げて味わう。文化後進国の絵画が、写真のような絵になるのは、受け手のレベルが低いからである  ... 続きを読む