「 本 」 一覧

日本の自然宗教 5

2017/05/19  

日本精神史 阿満利麿 著を読んでの感想である。ずいぶん長いブログの文章になったのは、有権者がアベ政権を支持してしまう、今の政治状況をいろいろ考えながら読んでいたからなのかと思う。阿満氏は法然の  ... 続きを読む

日本の自然宗教 4

2017/05/17  

明治政府が日本人の精神世界を大きく変貌させた。廃仏毀釈と靖国神社である。まさに、イスラム国やタリバンの仕業と同じことを明治政府は行った。寺院を破壊し、仏像を燃やした地域まである。大量の僧侶が還  ... 続きを読む

日本の自然宗教 3

2017/05/17  

天皇の存在が日本の自然宗教を考える上で重要である。また、日本人の個の独立のない、お上に従う意識には、天皇の在り方が影響されているのも確かなようだ。私にはそのその意味でも修学院離宮を考えてみる必  ... 続きを読む

日本の自然宗教 2

2017/05/16  

日本精神史を読みながらの感想文の続きである。壁画であれ、仏像であれ、建築であれ、芸術、学問、宗教、法律までもが中国の最先端思想と技術によって、国の形が作られてきた国が日本である。その中心に存在  ... 続きを読む

日本の自然宗教 1

2017/05/16  

今、阿満利麿著の日本精神史を読んでいる。やっと半分くらいまで読んだ。途中で感想を書きたくなった。天皇と日本人問題が深く思考されている。私も何度も読んだ、堀田善衛の「方丈記私記」から話を展開して  ... 続きを読む

イソップ寓話

2017/02/22  

寓話ーーーむかしの鶏は夜中でも始終鳴いていたものだ。今では明るくなってからだけ、元気いっぱいに鳴いている。昔の猫達は鶏の声がうるさくて、始終不機嫌なものだった。四六時中起こされているのでは、素  ... 続きを読む

沖縄本

2016/08/08  

蔵王 10号 沖縄から戻り、沖縄の本を読んでいる。「グスク文化を考える」新人物往来社 今帰仁教育員会編。「紅型」サントリー美術館。「日本人の魂の原郷 沖縄久高島」集英社新書 比嘉康雄 著。「古  ... 続きを読む

琉球布紀行

2015/02/15  

「琉球布紀行」澤地久枝著(新潮社出版) 何故琉球弧に布の文化が育ったのか。この事には紅型の素晴らしさを知って以来、興味を持っている。澤地氏は沖縄の文化歴史に興味を持ち、沖縄大学に2年間通ったそ  ... 続きを読む

三線のチカラ

2015/02/07  

「三線のチカラ ー―形と美と音の妙―― 」沖縄県立博物館で行われた企画展のカタログである。CDがついていて、開鐘三線の音が記録されている。三線は楽器なのだから、音色の良さが一番である。伴って形  ... 続きを読む

ニワトリとともに

2014/12/24  

海 中判全紙 渦巻く海、・・・。海は美しいが怖いものだ。自然と言うものはそもそもそういうものだ。 「ニワトリとともに」表紙 農家になろうというシリーズで「ニワトリとともに」という写真でできた本  ... 続きを読む