3月の自給作業
それ程寒くならずに、春になりそうだ。有難いことだ。ともかく雨の多いい冬であった。土が乾燥すると言うほど乾いた事がなかった。湧き水も一度も枯れる事もなく流れている。麦も急速に成長を始めた。春が来たという感じがして、身体も目覚めてくる。2月は特に農作業をしたような覚えがない。まず、タマネギの回りの草取りをしなければならない。もうだいぶ草が廻ってきた。ここで頑張って取っておけば、何とか玉も大きくなるだろう。毎年冬の間に、乾いて枯れてしまうのもあるのだが、今年は、90%は残っているから、何とかなるかもしれない。狭い所にまとめて植えている事がどういう結果になるか。草は取りやすいが、タマネギにはどうなのか。今でも白菜は食べている。冬の間食べ続けたのだから、有難いことだ。小カブや大根の方は、この調子なら4月まで食べれそうだ。ブロッコリーも頭の大物は食べてしまったが。脇芽の小物がこれから食べれそうだ。
キャベツが少しづつ球を作り始めた。これで夏までキャベツは食べれる。夏蒔きで、翌春から夏まで食べると言う作り方だが、虫にもやられない。草に埋もれて、虫にやられない作り方とでもいうのだろうか。ここ2,3年で安定してきた作り方である。いよいよジャガイモの植え付けである。ジャガイモは毎年、下の鶏小屋の前で作る。今年は草でひどい状態だが、何とか片付けて、畑に戻したい。今日にも出やりたい。鶏も下の鶏小屋に戻したので、少し周辺の手入れが必要である。ともかく草の出やすい畑なので、そのつもりで管理しなければならない。下の畑の空いた所には、小カブや大根やニンジンを少しづつ蒔くつもりだ。これは来週になりそうだ。ソラマメと、さやえんどうは急に成長を始めている。これが伸び始めたら、畑仕事が始まる。冬の間竹はさしてあったので、延びてきた目が上手くからみつくようにだけはしてあげないと。麦は毎日畑の様相を変えるほど成長を始めた。草カキが遅れた。どうも土が乾かないのだ。
今年の稲作の計画をたてる。春分の日に籾洗いを行うのは例年の事だ。稲の事を考えると少し緊張をする。
2015年 欠ノ上田んぼの作業計画
3月21日(土) 春分の日 籾洗い 希望者 その後の籾管理は笹村
3月29日(日) 土振い 他の田んぼと共同作業 2名の参加
4月4日(土) 苗代作り 3番水入れ 他の田んぼと共同作業 2名の参加
4月5日(日) 機械整備 (苗代作りと入れ替わる事あり。)
○4月18日(土) 種まきセルトレー
○5月23日(土)24日(日) あら起こし2日間 周辺部を掘る。畦直し。水入れ。
5月30日(土) 代かき5月30日と2日間 畦塗り 苗移動と配置
○5月31日(日) 線引 田植え★20人の参加が必要。 蕎麦カス散布継続的に行う
6月6日(土) ころがしは縦横2回担当部分を各自が行う。 早めが効果的
7月 8月 手取りの草取りも担当部分を各自が行う。
○10月3日(土)4日(日) どちらか稲刈り (天候で移動あり) ハザがけ
10月10日(土) 稲刈り2回目 前後半に分かれると思われる。
○10月11日(月)12日(月) 脱穀(乾燥の具合を見て) 竹と藁の片付け
10月18日(日) 午前 籾すりと配布 午後 食事会
10月25日(日) 陽だまりの食事会
例年ほとんど変わらない作業計画である。多分20年は繰り返して居て、大きくはづれない。田んぼは気持ちの上では、やはり自給の柱になる。今年は、このほか、メダカ田んぼを耕作する。桑原まで通う事になる。