柿酢の作り方
2016/08/11
「柿酢」はあえて作り方と言うほどのものはないのだが、3回目も上手くできたので、このやり方でもできると言う事で、記しておく。柿は渋柿の野生種。実は小さい。木は隔年で良く実る。今年は当たり年。昨日やったのだから、年明けまで木で熟す。時間があれば、いつの時期でもさして違わない。採ったら洗わず。ヘタも取らず。そのままかめに入れる。かめを柿の木の下に持って行き、採るそばからつめてしまえば世話がない。硬いのも崩れたのも入れていい。そのまま、室内に1年間置いておく。温度など気にせず、そのままで構わない。かき回すとかもいらない。不思議な状況になっていると思うが、気にせず、布でこす。濾したらば一升ビンに分けて、又1年保存する。それだけで良い。他の事をあれこれやりたい人はやったらいいが、やらないでも出来る。3回成功しているので、別に何もしないでも一緒であると言うのが、結論。
自給は出来うる限り時間をかけない。これに尽きる。インターネットで調べると、それは多種多様に、薀蓄が語られている。28度にして1週間、その後は30度にして。等など販売用の能書きとなれば、言いたい事を言う。ほっといたら出来ましたでは、偉そうじゃない。面倒なことは、一切しないでも出来る。かき回すとか、ヘタをとるとか、潰すとか。ミキサーにかけるとか、お酢を加えるとか。手間をかければ切りがないが、自給には何もせず、がいいに決まっている。これで充分と言うか、充分すぎるほど、格別においしい。味は個別なものだから、誰にでもおいしいかは知らないが。私はこれ以上おいしい酢を食べたことがない。まぁそのような幸せということ。柿酢のマヨネーズは特においしい。今のところ油はシードオイル。油の自給も検討材料。
畑の作付け計画を立てる。畑は4つに別れている。
先ず下の畑150坪。山際に一列竹の子芋を植える。トマトは毎年の主力だが、今年は中玉の予定。そういえば、中段の畑のトマトはまだ枯れない。丈夫なものだ。オレンジ色程度の実がまだ付いている。可哀想だから、あれはスープにしよう。もう一度、トオモロコシの早期栽培も挑戦する。去年もできたことはできたのだが、ハクビシンかタヌキにやられた。家のそばなら、大丈夫かもしれない。胡瓜、なす、オクラ、ジャガイモ、ニンジン、ピーマン、インゲン、大根、さつまいも。この辺はいつもどおり。スイカかマクワウリにも挑戦はしよう。
庭の畑50坪にはアスパラを少し本格的に作ろうと思う。ニガウリもここだ。ミョウガと、青じそ。屋根にカボチャ。
上の畑100坪には山葡萄を植える。山形に注文した。
中の畑100坪は果樹園。下草のように菜花が出てきているが、これが端境期に役立つはずだ。
自給用の畑と言う事だと、人間一人、年間200キロの野菜を食べるとしても、15坪もあれば、計算上は可能だ。私の今までのところの経験では30坪が、一人の実用的面積だ。余り狭いと手間がかかる。苗や種蒔きの問題もある。いずれも、上記の畑は広すぎる。これは、自給探求園の農場だ。自給自足に関心を持った人が、体験してもらえる畑にする予定。だから、この自給時間の累計も、普通に一人の為に時間というより、家族分の時間ぐらいと考えておいたほうがいいだろう。
昨日の自給作業は、引き続き「ミカンもぎ」と「柿酢作り」で1,5時間累計3.5時間