新国立美術館の初使用

   

昨日今日と、水彩連盟の作品整理の仕事で、新国立美術館に出かけている。初めての場所で、大いに緊張し、混乱した。以前より広いから心配ないと事務局から、聞いていたが、作品の保管場所が、何と以前より相当に狭い。半分くらいかもしれない。事前チェックと言うのは、こんな物だ。やって見なければ解らない場合があるもんだ。そこで、作品の置き場を相当工夫した。手伝ってくれる、日本美術商事の人達も、審査の時の為に色々作品の流れを考えて、配置をしてくれた。作品の総数は、会員作品が、170前後。準会員作品が、230前後、一般作品が1000少し。として、1400点の作品を置くにはどのくらいの面積がいるかだ。1点の厚みが様々あるが、平均で、7センチの厚みがあれば、100メートルの厚みになる。3メートルごとに一列立て掛けるとすると、33列が必要になる。幅が1,5メートルを一列とするとし、50メートル立てかける壁が必要になる。壁が4本あるので、12,5メートルの壁が必要となる。

奥行き12,5メートルの、幅が8メートルの部屋が2つは最低で必要。それは最低の事で確かなのだが、これが机上の空論。壁には何故か、大きなシャッターがあり、ドアがある。この前後は置けない。台車が通過する面積がいる。荷卸しするスペースが必要。その上、受付のテーブルがいる。書類を整理する場所が要る。事務所関係のスペースもそれなりにいる。こうなると、ゆったり作業するには相当の余裕が要る。ここで写真撮影も以前はしていたのだが、そうしたことは今後は別の場所を考えなくてはとても出来ないことがわかった。当然こんな状態だから、座って休む場所が無い。以前はお茶を入れてくれて、飲む事が出来たが、当然そうしたことは無い。ペットのお茶を用意してくれていたので、これを紙コップで飲んだ。

心配は食事だった。以前は当然、館内で食べる事ができたのだが、今回は事前のお弁当の注文だった。と言っても人数把握は難しいから、参加予定の人数で注文してしまい、余りの出るのは覚悟と言う話だった。結局足りなければ事務局の人が、食べないつもりで、お弁当持参だった。初めての事ながら、事務局の方々の準備は怠り無い。ありがたいことだ。お弁当が幾らしたのかは知らないが、配達弁当にしては美味しかった。野菜が充分取れる食事で、揚げ物は無いし、味付けも濃くなかった。いつも3時になるとおやつがでるのだが、これはビスケットが配られたが、いつもは団子が届けられて、楽しかったが若干がっかりした。これから活動が始まれば、相当の需要があるのだから、周辺に色々出来てくるだろう。現状では、帰りにみんなでお茶を飲むような場所も無い。

審査室は暗いの一言。審査室は外光に近い光源が必要だ。それで無いと色が見えない。審査は遠くから、一瞬に絵を見る。審査員は何処の会でも年寄りが多い。条件は悪いのだ。絵を保存する美術館は絵が傷まないように暗くする。しかし、近づく事はできる。公募展の審査室は明るい事が必要条件だ。何とか変えて欲しい。スポットで審査する絵に光が当るようにすべきだ。この点は都美術館のあの暗かった審査室と何も変わらず、がっかりだった。きっと暗いほうがいいと考えた、偉い方々がいたのだろう。暗いほうが良く見える絵もある訳だ。展示会場のほうも、見たいと思ったが、まだ見ることは出来なかった。こちらも以前のように暗くしてないといいのだが。作品整理については、狭い事を除けば、以前よりやりやすくなったのは確かだ。

 - 水彩画