佐々木ナオさん 小田原市議会議員挑戦
これは身近な、大ニュースだ。佐々木さんと始めて会ったのは、檜山さんが開かれたサロンの第1回目だった。3年ぐらい経つのかな。農の会の話をしていて、突然と言う感じで、農の会に入ってしまった。それから新永塚田んぼに、ずーっと参加している。野菜の宅配もその時頼まれた。何でも反応が早い。勘がいいというか。考えるより、やると言う方なのだろう。
佐々木さんの今までの行動から考えると、立候補するのは時間の問題だったのかもしれない。状況が許せば、そこまでやらないとすまない、人だとは感じていた。何を置いて積極的な感性が、ずば抜けている。行動力のほうも半端じゃない。それで、いつも走り回っているくらい忙しい。
市民ネットから出ている市会議員が、極めて有能だと言うのは、松本雅子さんとのかかわりでよくわかった。桑原のメダカが意味する問題をきちっと質問してくれてから、小田原市の対応は変わった。再、再、再質問で、助役から引き出した答弁が大きくものを言った。その議事録に基づいて、私たちは行政を変えていくことができた。「道路を作るにあたり、環境アセスはやらないが、市民メダカ会議での了解は得る。」こう助役が答えたのだ。
農の会が関わってきた、耕作放棄地の問題も、その社会的な意味合いが理解できる議員は、極めて少ない。市民が何故、農地を利用して行く必要があるのか、本質的な意味を、理解できる議員が少ないのだ。農業者の権益を守ると言う視点しか持っていない。そうやって、小田原は農業問題では神奈川県で一番遅れを取ってしまった。
佐々木ナオさんは子供は小さいし、少し病気もあるそうだ。家では、子育ての上に、ご主人とともに塾を運営している。ご主人が偉い。半端じゃなくえらい。私の度量じゃ、とても引き受けられない。「何、子供抱いてたって生徒には教えられるんですから。」こんなセリフちょっと出るモンじゃない。泣かせる。
ナオさんはともかく声は大きいし、目立つ人だ。言う事は言うがやることもやる。責任感が強い。だから信望は厚いのは当然だけど、お母さんとしての配慮が行き届いている。一緒にイベントを組むと、お母さんの出れる時間や、場所、費用。子供達のこと、いつもお母さんの目を持っている。
選挙の為に、私なりにやれることはやるつもりだが、ホームページを作ると言うのをやって見たいが、どうだろうか。ここに若いお母さんたちに気軽に参加してもらい。小田原の子育て世代が、何に不自由していて、どんな行政サービスを願っているか。この辺を掘り下げてみたい。世間にどっぷりつかった親父議員たちには分からない、部分を佐々木さんに托せるように、できたら、小田原も変わっていくはずだ。
普通のお母さんが、市議会に出て行って、物申す。ことって大事だ。