ピースカフェの現状

   

ピースカフェも10号が出ました。始まって一年です。今日これからのことをしっかりと話し合うために、集まりを持ちます。
○発行部数の推移は、当初1500部から始めて、3400部に7号からなりました。現在は、駅で配布すると。もう少し必要と言う状態です。
○郵送発送は12通です。
○Peace Café の置いてある所 は54箇所です。
○常連は39名となりました。

1、あしがらと言う地域性を基盤とする。
2、平和な暮らしを希求する、そのことが政治や憲法とどう結びつくか。実感の無  い、普通にくらす人々(グレーゾーン)を対象に作る。
3、具体的な暮らしを材料にした、日常を大切にし、この地域の様々な活動の情報  を発信し、平和に対する思いを、繋いで行くこと。

この3点がスタート時の共通認識でした。今後もこれでいいかどうか。

これは常連の間でも、ブレが生じてきている点だと思います。むしろ、初めから違っていたが、違っていることを良しとして、進めてきたと言う事だろう。これ以上、方向を煮詰め狭める事が、それ以外の考えを持つ者に対して、排除的に成る事もおそれた。

10号出た紙面で、私はほぼ回答が出ていると思っている。この紙面で伝わる意図が、ピースカフェの探ってきた方向だと思う。それで、この紙面に可能性があるかどうかが、今日検討することだと思う。

具体的には以下のようなことが、出ている意見であり、検討課題である。

○隔月出版にするか。一時休止にするか。現行どおりで行くか。
○ピースカフェの17日の集まりの性格をどのようにするか。場所の変更。
○編集の体制と責任。   
○駅での歌いながらの配布の今後。   
○プチ・ピースカフェのこれから。
○今後のテーマについて、いかが今出ている案です。   
1、足柄の好きな場所。100字ぐらいで、10名はどうでしょうか。2、教育、いくつか視点があると思うのですが。意見を下さい。 3、伝統工芸・芸能。伝統の可能性 4、音楽活動、 5、足柄の植物、身近な環境を知る事の意味。帰化植物など、6、地域自給、エネルギー 7、足柄の中世の重要性 8、遺跡めぐり、交流拠点としての足柄の未来へ  9、環境保全10、素敵な店 11、ゴミ特集12、福祉、介護 13、足柄の生き物の歴史、外来動物 14、農業の変遷 15、足柄の水源 16、共同浴場 17、私の町の行政のよい点。
1.身の回りの美しい物(醜いものにもふれて)  2.テクノロージー  3.グローバル  4.時代性  5.集いと対話

平和活動の基本は、自らが平和に生きることだと思っている。平和な暮らしを希求して、日々を生きる。その表現が、ピースカフェとして現れると言う、順序だ。足柄地域が自給圏として、成立すること、これが私自身の目標である。そのことが日本の自給につながり、世界平和に繋がってゆくと考えている。

本来そのことだけをして居たかった。可能かどうかは分からないが、それしか、平和への道は無いと考えている。声高に平和を叫ぶような、平和運動に可能性は無いと考えている。それなのに、ピースカフェを始めたのは、長期目標の活動だけでは、今の政治状況の急変に、対応できないと考えたからです。
旧来の平和運動が、むしろ、反感を増幅し、一般市民の拒絶反応を生み出している。ピースカフェはそこから隔絶した、様相で居なければ意味が無い。

迷走飛行の日本が空中分解することなく、不時着できるように、不時着後ささやかに、平和に生きてゆけるように、その道を進みたい。

 - Peace Cafe