今日は脱穀です。
紅葉はまだ、舟原では始まらない。年々庭の紅葉が曖昧になってきている気がする。モミジが4本あるので、これが色づくので紅葉に気がつく。秋の種蒔き時期を計るのに、ちょっと慎重に成る。葉物を早く蒔いて、すっかり虫にやられてしまうことある。それでも、正月に小松菜を食べるには今が限界と感じる。もちろん雨の状態も考えるから、なかなか微妙。秋の種蒔きは一二度間違えて、虫に食べられたりして、蒔き直す。そんな気持ちでいたほうが良い。たねやさんで買う袋には、どうせ家で食べるには余るほど種が入っている。何度もずらして蒔くのは、虫対策でもあるが、永く食べようと言う事でもある。コカブはその点、都合のいい作物だ。蒔き時をずらすと、その通り収穫もづれてくれる。なぜかほうれん草はそうでもない。上手くできないから、詳しい所はわからないが、蒔き時が狭いようだし。生育が止まりやすい。その点、青梗菜やター菜などの中国野菜は、寒さに強くて冬場のものとしてはいい。
今年は少し早く植えつけた、キャベツ、ブロッコリー、白菜の三羽烏が以外に虫にやられず、成育がいい。同じように生育している。カラシナのほうは2度も虫にやられているから、虫の好みはどうもわからない。白菜は他の草の根が嫌いだと言う事なので、これは取り除いた。その成果なのか、今結構大きくなっている。初めて結球するかもしれない。そうしたら白菜漬けを作ろう。反対に意外に悪いのが、キャベツ。キャベツはそこそこ出来るようになったのに、今年は良くない。理由は全く不明。そこで、何時に変わらずいいのがブロッコリー。今年はこれに加えて、メキャベツとブロッコリーの交配種のがおもしろからやれと言われて、苗を植えてみた。これも一応は出来てきている。しかし、5株あったはずが、3,5株になっている。
写真のトマトが、まだ成っている。11月までトマトを食べると言うのが、毎年の事だ。今の時期のトマトは少し硬いが、味が良い。畑で働いて、摘まんで食べるのが最高の楽しみ。困っているのがごぼう。数は結構あるのだが。畑の中のほうに進んだら、巨大なのだ。1,5メートルに成っている。これでは先まで掘れない。もったいないのだが、どうしても先が切れてしまう。家で食べるには1本あれば、しばらくはいいのだが、出荷と成ると、正直できない。先日中原さんが寄ったので、「少し掘って持っていてよ」そう言ったら、今日は長靴でないからダメだと、断られてしまった。ピーマンやオクラはまだ食べているが、そろそろ片付けないといけない。すこし、サツマを掘って食べているが、なかなか美味しい。三種のサトイモもそろそろ掘る。掘って味比べをして見たい。山芋台湾芋などももうそろそろ、困っているのが、冬瓜、今になって実が付いて、大きくなってきている。これを片付けないと、麦の準備が出来ない。どっかで思い切って片付けるか。
麦は11月入ったらやるつもりだ。今年は麦は本気でやってみる。お米の方は、日曜に脱穀。1週間のハザ掛けで、何とかなりそうだ。木曜日に18.6%金曜日に16.8%なら日曜日に14.8%でギリギリセーフ。これ以上干しておくより、脱穀した方が、リスクが少ない。それで、クリムソンクローバーを播種する。実験的に蒔いた、一段目の畑は結構出てきている。もうクローバーらしい葉を展開している。クローバーも11月に入ると遅いらしいが、この天候だとそうでもない気がする。紅葉が半年遅れていると言う事は、種蒔きも半年は遅れて良い。11月初旬なら間に合うと言う事だか。温暖化の影響なのかどうかはわからないが、困ったことに自給農業はやりやすくなっている。ハウスや、ビニールマルチを使わない、農業には冬場の食糧生産は楽になっている。