7月の自給畑

   


畑の草取りもままならないほど、勢いがすごい。とてもきれいなトオモロコシができた。採り立ての美味しい事。食べる時にもいでくる美味しさが一番はっきりしているのが、トオモロコシ。だからこれだけは買って食べるという訳にはいかない。結構あるから、中原さんと小宮農園の夏祭りに出したいと話している。トオモロコシが虫にほとんどやられなかったのは、珍しい事だった。去年はやっと出来たと思ったら、たぶんハクビシンに食べつくされた。今年はたぶんウリ葉虫に、ウリ類は全て食べつくされたという感じだった。苗を植え付けると、一斉に現われて、葉をやたら食べるから、枯れてしまう。そのときやっと逃れたものから、胡瓜が食べ始められた。日に日に勢いうが増しているから、4本ほどしか残らなかった胡瓜だが、食べたいだけ今は取れる。ピーマンも良くなってきた。しばらくは毎日ピーマンのバリエーションで。

肝心のトマトは、少し勢いがないのだが。採れだした。中玉トマトだから、樹のほうは元気なのだが。30本もあるのに、まだ食べきれないというほどではない。スタートが遅れたためだ。苗に一度失敗して、再挑戦だから仕方がない。味はすっぱさが強いが濃い目。これから美味しくなりそうな味がする。写真のもうひとつが、ミョウガ。まだ出ていないと思っていたが、集荷の時にあるはずだと中村さんが言われていたので、良く探してみたら、結構採れた。したらしばらくはすごい量になる。子供の頃、叔母さんに当たるヤスコサンは、甲府まで毎朝ミョウガの出荷をして、中学の修学旅行に行った。それでお土産までくれた。ミョウガを食べるとその事を必ず思い出す。ミョウガ出てくる辺りに、冬の間に大量の落ち葉を入れて、まん丸のミョウガを作り、評判が良かったそうだ。

バカバカと声を掛けた。自分の事をバカが売りにきたと言っているのか。本当にそう思った。甲府ではミョウガをバカと言った。どんな野菜市場だったのかと思うが、何も知らない、中学生がミョウガを持ち込んで、売れたというような場所だった。最初は箱にも入れない。中学生の女の子が2人で、来ているのだから、八百屋さんも買ってくれたのかと思う。帰りに翌日入れる箱を買ってきた。それに檜の葉を引いて、きれいに並べてもってこい。そうすれば倍に売れるから。こう教えられて、翌日から箱につめては、自転車に自分が見えなくなるほど積み上げて、出かけて行った。お坊さんのおじいさんは、みっともないから止せ、こういつもぶつぶつ小言を言っていた。私も早く大きくなってやりたいと思うばかりだった。

出来ているのに掘れないのが、ジャガイモ。今日にでも掘る予定。今年はイモ類は豊富に育っている。大和芋。たけのこいも。赤芽。台湾山芋とさつまいもは、相原さんから苗をもらったものだ。芋といえば、こんにゃくもだいぶ大きくなった。ミカンの下がいいと言われて、20本ほど植えてある。なくなられた一寸木さんからいただいたものなので、大切にしている。ごぼうは随分大きくなって居るが、採り時が良く分からないが、もうそろそろという状態だ。それから池の蓮。毎日1枚葉が増える。しかしアブラムシがびっしり付いている。弱るようでもないので、そのままにしている。インゲンが最盛期。あまり味の方が感心しない。子供の頃食べたような、豆の味がするのだが、柔らかいような。あのインゲンは何処に行った。桃は結局、大半がカビが来て、4個ほど食べて終わった。そろそろブルーベリーがいいようだ。あれほど身のついたヤマモモが今年はなぜか実が付かなかった。プルーンが3個だけなっている。柿は花はだいぶ咲いたのだが、まだ実にはならなかった。

昨日の自給作業。畑の収穫整備1時間田んぼの整備1時間 累計時間:15時間

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