大豆・とおもろこしの出来の良さ
これがつるボケしたような、宮古島の黒小豆。(写真は8月1日のもの)
良い生育のとおもろこしの間に、ソバが咲いている。
大きな草は抜いたところ。大きな草はヒユ菜である。
奥にあるのが元の鶏小屋。小屋の周辺には蕎麦が一面咲いている。収穫までできるだろうか。倒れるだろうか。
うちの草だらけの大豆。この大豆のほうが好きなのだから困る。今のところ生育は悪くはない。
整って成長している大豆の会の畑。
今年も暑い夏が続いているが、野菜の出来は良い方だ。種まきのころには雨が続いた。それで良い発芽をした。その後雨が降らず、日照が多い。地中の水分量が十分にあって土壌の状態がいいのだと思う。家の畑の大豆の周りの草を取らないでいるのは、土壌が乾かないようにという気持ちと、暑くてとてもやってられないという両方がある。今年はいままでのところ土壌は乾いてはいない。この地中の水分量というものが、畑ではとても大きな要素になる気がしている。これが、下のほうの平地の畑と、山の畑の違いだろう。山の畑には地下水の流れ下る、水道がある。一反くらいの大豆の畑でも、乾く場所、湿っている場所と別れる。この緩やかに下ってゆく状態というものをつかんでおく必要があるようだ。それは畑の平ら地になる前の、今はない起伏の影響の様な感じがする。
山が畑の土になるには、相当の期間がかかる。しかも、地下水の通る道は、変わらないのだから、これを自分なりに予想してみては、観察すると面白い。面白いだけで、何か意味があるのかはわからない。ただそういうわずかな変化を見つけるのが見る楽しみである。今年は、私が体験した中で一番雑草の伸びの早い年だ。農家は田んぼの畦を5回刈るそうだが、今年はすでに5回刈ってしまった。稲刈り前にもう一回は絶対にやらなければならない。場所によってはあと2回になりそうだ。まだまだ、日照が続きそうだ。この日照りはイネには良い。遅れていた分を取り返すように生育している。それは大豆やトウモロコシも同じで、8月に生育の中心がある植物には、水さえあれば悪くない天候である。それで家の草だらけの大豆と、大豆の会の大豆と味が違うかである。