大豆の会の収穫

      2016/04/05

最近の傾向として、土曜日日曜日が雨になる傾向があった。これは都市気候と言うことで言われることもある。ともかく、3寒4温ではないが7日間という気候のリズムにはいり込んでしまうと、しばらくは繰り返される。農作業の集中する秋に困ったことであった。それが12日の小麦の播種。13日の大豆の脱粒と連続して晴天に恵まれた。幸いである。大豆の収穫は14名の大人と子供3人の参加で、手際は良く短時間で終わった。正味2時間位であった。準備片づけを入れても、3時間と言うところ。今年はまとめ役ですべてを準備してくれていた、Nさんが奈良に行って農家的生活に入るということになった。メンバーも大幅に減少しまた入れ替わった。以前から大豆の会は、農の会には初めて参加の人が多かった。味噌作りに興味がある人が、加わる所が他の活動と違っていたのかもしれない。料理の会が元々の母体のようなものであった。

土曜日の定例会でも、まちなか市場への農の会としての出店が、なんくる農園さん個人の出店に変わることになった。会の農業的活動の全体量が大きくなり、会としてのいわば周辺の活動が少しづつ、減ってきている。それはそれで、自然の変化かもしれない。大豆の会の人が、まちなか市場に参加すると言っても、ピンとこないのは当然だろう。大豆の会は、10数家族が参加して、5回位の活動をおこない収穫まで進める。各家庭が3キロないし、6キロ程度の味噌用の大豆を作れることが、基本的な条件である。大豆が余れば、味噌だけの参加の人にお分けすることが出来る。そして醤油まで作ることもできるかもしれない。自給には、味噌、醤油は欲しいということであった。醤油は仕込みが少し大変であるが、何とか実現をしている。本来なら、大きな容器でまとめて醸造するのが合理的なのかもしれないが、現状では各家庭に持ち帰り各自が作っている。これが又絶妙な味の醤油になる。

所で肝心の土中緑化法の結果である。200キロを越えるはずが、100キロ程度のようだ。がっかりである。途中までは良かったように見えたのだが、何故こんなに収量が落ちてしまったのだろうか。意気消沈してしまう。理由の分析もできないが、現代農業に書かれていた稲葉さんに伺ってみたい位である。1、直播。(なんくる農園)2、土中緑化、完全除草。3、除草なし。4、追肥あり。5、追肥なし。10ベットあったのだが、除草あり追肥の方が、除草なし追肥なしより、10%多く採れていた。しかし、土中緑化法に問題があったのか、あるいは気候のせいか。肥料の問題なのか。収量が半減したと言う理由はまだ思いつかない。根本から考え直す必要がある。昨年は1反で185キロ、おととしは200キロを超えていた。ことしは、7畝に減らしたのだが、150キロは無ければおかしい。100キロ程度に減収。何か理由があるのだろう。

病気で枯れたものはなかった。耕す前の堆肥の入れ方をもう少ししっかり行う必要もあるのか。隣のなんくるさんの直播大豆の結果も伺って、意見をよく聞かなければならない。大雨と台風があり水没した。あれが良くなかったのか。初期水没がひどかったことで根の生育が悪かったのか。いずれ隣との田んぼの間は、畔を強化し水の流入は止める必要はある。麦が終わって耕す前に堆肥を入れる必要があるのではないか。もう一度、土中緑化法を研究し何がいけなかったのか。再検討する必要がある。

昨日の自給作業:大豆の収穫3時間 タマネギの植え付け準備1時間 累計時間:11時間

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