7月の自給畑
暑い7月でした。小田原では記録上では最高気温の36,2度を記録。梅雨明けは私の判断では6日でした。それ以降雨らしい雨も無く。ほこりが立つような、乾いた7月。日照りに冷害無しの例えどおり、田んぼは6月の低温による、苗の停滞を一気に取り戻した。分結はいまの所昨年並み、もう少し増えて出穂迎えて欲しいが。収量も昨年並だろうか。粒張りが悪そうな気がするが。つまり後半の勢いが少し心配。土を干せばいいのかもしれないが、干さないで我慢している。入水口の改良で、生育の遅れている部分が狭まった。やはりこの田んぼは水温を上げる事が収量の改良に繋がる。他に水温を上げる方策は、やはりトンネルを作ることか。浮き草の繁茂が田んぼ半分を覆っている。当然これも、水温の低下を招いているだろう。雑草の抑草効果と、収量の兼ね合い。昨年の穂揃いは8月19日と早かった。今年も早くなりそう。
田んぼの草はコナギがいくらかある。たぶんあっても田んぼ全体で、100株程度。それでも最近になって増えてきた状態。気がついたら、抜いているが、めったに目に付かない。中に入ってもほとんど見つからない。ヒエについては10本以下。こんな事は始めての事。これは土の変化と思われる。トロトロ層の効果。しかし、稲にはどういう影響なのかが心配。草が発芽できない土壌で、稲の根はどんな状態になるのか。土の中には初期は目立った、レンゲの茎が最近日に日に目立たなくなった。その分土にどぶのにおいが加わった。湧いていると言う事か。歩いた時のアブクは目立つほどではない。それにしても稲の状態のバラツキがすごい。種籾の更新の必要。これは稲刈りを遅らせるほかない。遅らせて、スズメ対策を徹底する。
畑はトウモロコシの当たり年、200株作って、ほぼ200本実った。こんな事は初めて。なぜか、ハクビシンも、カラスもこない。たぶん新しい家が増えたから。ありがたい効果。毎日2本食べてきて、まだ100本はあるが。これはそろそろ、ゆでて粒をはずして、冷凍しておく。その上、又昨日種を蒔いた。あまりに美味しかったから、もう1作。そらやさんによると、アワノメイガの食害を防ぐには、早作りと、おそ作り。後半戦開始は7月31日との事。準備万端昨日種蒔きをした。ついでに、少し、地這い胡瓜の遅まきに挑戦。9月に食べられれば。昨日雨が降る予定が、降らず。今日水遣りをこの後する。雨がこれほど少なくても雑草の延びは恐ろしい。ついに、ススキを束ねて、鶏のえさにしたが、案外引っ張ってはいるが、本当に食べるだろうか。
草の繁茂で、見えなくなってしまった、ネギ。ニンジン。少々の草でも平気なのが、サトイモ。冬瓜。さつまいも。竿を登って助かっているのは、ヤマト芋。台湾山芋、これは草刈で切った株あり。ゴウヤ。案外にピーマン。オクラ。こんにゃく。が草に強い。大豆はどうもダメ。豆類は大体ダメ。ミョウガとか、しょうがとかは草とまぎれにくいのでいい。ウコンもそうだ。自給畑は草に強いものが言い。草と共生できる物が言い。今の時期青物がないのだが、ヒユ菜だけはすごい勢いで草の中で立ち上がる。立ち上がるのは、力を入れているトマト。一応食べる分は出来ているが、30株あってだから、何とも情けない。でも食べる分以上は困る訳で、この後後半に、保存分が、どんどん出来てくる予定。胡瓜やナスはまさに食べる分だけあれば、それでいい。乾いた7月だったが、野菜類は草に埋もれているから、しのぎきった。
昨日の自給作業:トウモロコシ、胡瓜播種2時間 7月の累計時間:25時間