4月の畑
このところ畑の方に全く手が回らなくなっていた。草が一面に茂り、折角畝立てした所が、見えないような状態になってしまった。草刈をしてからでなければ、種蒔きも出来ない。そう思うといよいよ手が出なくなってしまった。それにしても4月も半ば、ジャガイモ等、芽が伸び始めている。タマネギは大きい所は食べれそうになっている。桜と桃が一辺に咲いていた。寒い2月から、暖かい3月と移行して、生き物は気分が緩んできている。雨もかなり多い。具合よく繰り返し降ってくれるので、土の状態はいい。
昨日は、苗床の粗起こしを朝からした。きょう雨だというし、代かきをするには今日水を入れて、代をかけば丁度良い。今回初めて、セルトレーをを代をかいた上に並べる。先週、金井島でやってみて上手くいったようだ。120センチの巾で代をかく。60センチほど通路を空けて、又120センチと。15メートルの長さの代を6本取った。田んぼに水を入れるので、田んぼの区切り具合でこうなった。60センチ通路として、硬い土のところがあれば、歩きやすいだろうと考えての事だ。金井島ではその点では、全体を粗起こししてあったので、もうひとつの感じだった。トラックターでやれば、あっという間の作業だった。むしろ田んぼを区切る、畦波シートの溝堀の方が大変だった。これも代をかいてから、きっちり直さないといけない。
あっという間に終わってしまったので、そのまま畑を耕そうと思った。マゴノリさんからお借りしたトラックターで、断りも無く申し訳なかったのだが、機械は入れないつもりだったが、この機会を逃すと、畑作業が遅れる。予報では、明日は雨という。今日中に作業をしてしまえば、具合が良い。随分時間をかけて、たぶん10時間ぐらいは、畝たてに時間をかけたのだが、ともかくやってしまえと言う事で、一気にトラックターで耕してしまった。1時間もかからなかった。そのまま畑の作業に入った。まず、サトイモの植え付け。これは植え穴があった位置に、たけのこいもを植えた。サトイモは10種ぐらいはあるのか、人によって好みが違う。私はたけのこいもの小芋が好きだ。半分は中村さんから、分けてもらったサトイモを植えた。
後は大和芋。掘るのに楽で、味が良い。皮をむくのも楽だ。落花生。トオモロコシ。つるなしインゲンと、次々に蒔いた。直播の胡瓜も蒔いた。ついでに早いけどしょうが。これがいけないと思って、これ以上は思いとどまる。やれるとき、何でもやりきりたくなって、結局、暗くなって終わった。6時は回っている。日が長くなっている。夜半から雨が降り始めた。これで種蒔きは上手くいった。田んぼの粗起こしも、雨の前でよかった。雨の前といえば、クンタン作りの2回目が失敗したのは、籾殻がぬれていたかららしい。そこで、昨日乾いている所を、集めて、ドラム缶にセットし、ぬれないようにビニールをかけて置いた。金曜日にやれば、日曜には使える。
自給作業:8時間 4月の累計8時間