何故か、意欲に燃える。年始め
「何故か、意欲に燃える。年始め」
写真は昨日のジャガイモの姿です。緑にあふれています。こんな状態のお正月は初めてです。土が変わってきたのではないだろうか。暖かい小田原とはいえ、ジャガイモが年を越すのは珍しい。もう一つ思い当たる工夫があるのだが、それはまだ結果が出ていないので書けない。もうだいぶ前から、掘りながら食べている。実においしい。秋じゃがはいつも春に負ける気がするのだが、今年はいい。秋用と春用の種芋は一緒だ。ジャガイモは年2回作るから、自給で切れることはない。タマネギは、1月で終わりそうだ。最初に食べれるのが、5月だから4ヶ月は切れることに成る。こんな日本の暮らしに馴染んだ野菜が、いずれも江戸時代の渡来作物と言うのが不思議な気がする。サトイモもまだ緑だが、昨日正月用に掘った。小芋のつきが悪かった。植えた場所が乾き気味だったようだ。土が良くなってホカホカしてきたのは良い。今年はそこにカボチャでも作ろうかと思う。
来年のおせちは全部家で取れたもので作れれば素晴しい。カズノコはそうは行かないか。今年の暮れは、伊達巻ばかり作っていました。段々自分流のものに、なって特に、手作りの鬼すだれが、とがっていないので柔らかな感じになり、気に入っている。焼き色が重要と言う事はわかったけれど、中のふんわりの具合と、周りの狐色との兼ね合いは厳密に言うと、なかなか微妙で難しい。大分で20分焼いたら、200度に揚げて、天井の火に近づける。このときに膨らんではじけないように。ミキサーで攪拌するのだが、やりすぎというまでかき回していい。砂糖より蜂蜜の方がおいしい。卵5個に対し。蜂蜜30グラムで甘さ控え目。海老を加えた方が、味に深みが出る。
いよいよ2008年が始まるが、何か意欲が満々な年明けだ。好きなことがまた一年出来そうだ。今年の絵の展覧会の予定は、春に1つ、秋に2つ。どんな絵を描くか今年は全く予想もない。今のところ絵が頭にない。全く新しい絵が出てこないものかと期待する。脳髄の全てを搾り出しても、想像を絶する作品。そんな絵に出会いたい。養鶏は業としては最後の年になる。養鶏業を止める理由は、技術的興味と業としての成立にある。自給の養鶏として、雛の作出をテーマにしてきた。今後は自給養鶏の雛の作出に集中したい。一人で出来ることではないが、誰もやらない以上、諦めるわけにはいかない。業として取り組むには正直無理がある。手掘りのごぼうの価値がわかる消費者が、めったに居ないと言う事。雛を自分で作出して居る意味を、理解できる人は本当に少なくい。協力してくれる人は居たのだが、雄鶏の肉の需要が限界に達した。
最小限の家は、考えるだけでも楽しくなる。徐々に頭の中で、形が出来てきたが、出入り口がないのだ。床下からもぐずりこむようになるかどうか、検討中。不便な家だ。不便さをヨシトスルかどうか。柱は4つ角にする方針だ。どう考えてもそれの方が美しい。そうすると。6寸角の柱になる。中段での連結の柱。これを美しく入れる方法。近々柱を手に入れて加工を始めたい。建築中の強度。これが問題。出来上がれば、相当の強度があるが、組みあがるまでに板倉だと、強度が足りない。とすると、中段の横柱以下は、一気に組み上げるしかないのか。まだ床板を上手く載せる方法がわからない。柱に対し、臍が90度で左右から、同じ位置に入れると、柱が弱くなる気がするのだ。そうでもないのか。この辺はもう少し研究しなければ。