トオモロコシ、枝豆、竹の子
2016/08/10
トオモロコシ、枝豆、竹の子、これは採りたてなら間違いなく美味しいものだ。だから自給には欠かせない食べ物だ。たぶん都会で暮している人には、味わえない美味しさだと思う。もちろん、トマトだって、キュウリだって新鮮な物がおいしいに決まっているけれど。採ってから一時間毎に味が落ちていくのが、この3つ。だから、家に竹林がなければ、本当の竹の子のおいしさは中々食べれない物だ。と言ってもこれは子どもの頃の記憶が、インプットされていて、もう、考えただけでも、そう脳が反応してしまう。味と言うのはそういうものらしい。だから客観的に味をうんぬんしようと言う事ではない。竹の子を掘るのは食べる時で、掘る前に先ずお湯を沸かす。お湯が沸く頃に、食べるだけ掘っては、ざっと洗って皮ごと放り込んで茹で上げる。米ぬかは入れたかな。もうそのまま、皮をむいて、煮て食べる。鰹節は入れたかな。
竹林を作るのは大変だが、トオモロコシは何とかできる。何とか、チッサイのができるが、充分と言うのはまだ出来たことが無い。昨年、一昨年と、そらやさんが早出しですばらしい物を作られた。早くやれば、それだけ虫にやられないと言うのだ。確かに、少しも虫にやられず、立派なトオモロコシが出来ていた。今年は、これに挑戦している。苗をどれだけ早く作るかと言う事だろう。温床とか、ハウス内にトンネルでも作って、二重にしてやればいいかもしれないが、ハウスと言うのは案外、夜は外より寒かったりする。それで、一回目の種蒔きは失敗した。2回目を先日からやっているのだが、この一週間の寒さのぶり返しが、どうなるか。もしダメなら、もう一回挑戦するしかない。一応は芽が出て来た。そらやさんが言われるには、芽がでるとこまではいいのだけれど小さいうちに寒さに当ると、苗がダメになると言われていた。今日から暖かくなると言うから、何とかなってほしいものだ。
土の方は、だいぶ時間をかけて、昨年から準備をしている。相当に肥料分が要るのだ。農家の方の畑では、一本から、実が2本出来ていたりする。そらやさんのところでもそういうのがあった。土が充実していなければ、トオモロコシのいいのは、絶対に出来ない。生の肥料をやれば、虫を呼ぶだろう。だから、早めに堆肥を充分に入れて、耕しておいた。先日二度目の堆肥を入れて又耕運した。何しろ、開墾したての、新しい肥料分など全く無い畑だ。ここでトオモロコシをやるのは、無謀かもしれないが、ともかく挑戦している。キュウリや、トマトも今苗作りだ。
実は3回目の孵化が今日終わった。後で残りの雛を育雛小屋に移せば、一段落だ。稲の種蒔きが8日だから、何とか滑り込み。8日までには、安定期に入るから、事故の恐れは、相当に減るだろう。何故か稲の育苗と、育雛は同時には出来ない。気持ちがどちらも、いつも頭の隅にあって、気が抜けない。なんと言うか念力のようなものが、分散すると事故が必ずあるのだ。そのことだけを考えていないといけない。だからと言って、絵の事とか、ピースカフェの事とか、そういうのは別なのだから、おかしいと言えばおかしいのだけれど。そう後は、枝豆だ。これも自給生活では欠かせない作物だ。これもそろそろ苗を作りの時期だ。この苗はそう難しく無い。又枝豆まではそう難しくなく出来る。あの味を思い浮かべると、どうしても作りたくなる。