高病原性鳥インフルエンザのその後の経過
宮崎県新富町で感染が見つかったのが、1月30日。今日は2月22日。この間日本では新しい感染はなかった。しかし、韓国では21日にまだ発生が続いている。何とかこのまま3月になれば、と祈っている。以下は全く素人の推理だが、以前より、目安にしているのは韓国の発症だ。韓国の状態を推測するに、韓国に高病原性のウイルスが常在はしていないと思う。やはり、鳥によって韓国に運ばれると思われる。これは前回の3年前と、今回の推移が、極めて似ていることで、見当をつけている。感染した、鳥の群れが、時期が冬と言う事で強い西風だと考えている。渡り鳥ではないと思っている。風に飛ばされる病鳥がいて、起こる。中国では常在している。この常在の状態がどんなものか。感染すれば死んでしまうのであれば、感染は広がらない。この辺の仕組みを、無責任に推理する。
中国では弱毒性のウイルスを持った、厳密に言えば、抗体を持った群れが北方より多数飛来する。その群れに、高病原性のウイルスを持った野鳥が水辺などで、混ざって生活する。その野鳥はすぐに死んでしまうかもしれないが、すでに弱毒の抗体を持った鳥は、高病原性であっても、感染はするが、発病をしないという状態になる。こうした、野鳥の群れが存在してしまうのではないだろうか。この群れは、死ぬ事はないが、高病原性のウイルスは持っている。移動しては感染を広げる事になる。そんな不思議な感染が起こる確率は低いが、そんな群れが存在しては、感染を広げる。今回の韓国へはそんな群れから感染した野鳥が飛来して、韓国の養鶏場を感染させている。その一部が、日本まで更に飛ばされてくるのではないだろうか。
だから自然がこの病気を吸収し、消滅させてしまう事は実はそう難しい事ではない。もし人間の養鶏場がないとする。自然界では、このウイルスが一渡り広がり、死ぬ物が死んでしまえば、ウイルスは生き残れない事になる。鳥の自然界での広がりや、渡りの状況から行けば、5年もすれば、落ち着くところに落ち着くはずだ。その時に、高病原性の抗体を持った鳥の存在が、現われると、若干違う事が起きるのではないか。現在、弱毒の抗体を持った鳥が日本で発見されている。これは本当に宝くじのようなもので、見つかると言う事は相当数は、弱毒の抗体があると言う事だ。更にウイルスを持った鳥を発見するとなると、これは困難を極めるが、居ない訳ではない。同様な経過で、多分何万年の間に起きた現象が、今人為的に起こされ、高病原性のウイルスを持った野鳥がいる状態になるとしたら、落ち着くところまではまだ大変な事になる。天はいた唾が、今ウイルスの雨になっている。
人間が鶏を百万羽とか言う単位で飼った。弱毒の鳥インフルエンザウイルスが入るのは自然の事だ。感染が火のように広がった。感染の連鎖が起きたに違いない。この中で、高病原性を獲得した。これは大規模養鶏が続く限り、起こることだ。ウインドレスなら、起きないなど、3年前は農水は発言した。ウインドレスには補助金を出すまで発言した。ところがその後、ウインドレスでばかり発症している。さすがに最近はそんな馬鹿げた事は言わなくなったが。相変わらず、消毒をしろと言っている。これは、全く何の効果もない。効果がないことは、農水の専門家も分かってはいるが、何か手を打っているように見えないといけないと言う事だろう。だから消石灰だ。これを撒くと、戦後の赤痢の発生した地域のように真っ白になる。いかにも対策をしているようにみえる。まぁ安いと言う事もある。どうせ効果はないのだし、費用は税金だ。