斉藤知事が再選された理由。

      2025/04/24


機械小屋の脇にアトリエカーを止めて、絵を描いている。

 何故斉藤知事が逮捕されないのか、理由がわからない。昨日記者会見を行い、パワハラ行為は認め謝罪をした。しかし、辞めるとは言わない。謝れば済む問題だと考えているらしい。そして公益通報者の扱いに関しては、いろいろあるとして、第三者委員会の意見を受け入れなかった。

 こんな異常な対応に、疑念がわいてきて、いたたまれない。県議会の調査委員会でも公益通報者を探し処分したことを犯罪行為とした。6人の第三者委員会の調査でも、公益通報者違反の犯罪行為を犯したと認定された。しかし、未だに逮捕されない。何故だ。

 斉藤氏は犯罪者であるにもかかわらず知事に再選されてしまった。陰謀論によって選挙がゆがめられた。これには維新の県会議員の非公開の百条委員会の情報の流出がある。それが陰謀論を広げ、百条委員会の員の自殺につながった。にもかかわらず、維新の議員は斉藤知事側の議員として、残っている。

 兵庫県民はこれでいいというのだろうか。本来リコールを始めなければならない。知事選挙でこんな選択をしてしまい、恥ずかしくないのだろうか。全く、いたたまれないことだ。こんな間違いが起きている理由を掘り下げる必要がある。このままでは日本の政治がおかしいものになる。

 斉藤知事の風貌に由来している可能性がある。まさかパワハラされても、パワハラする側の人間には見えない。パワハラなどなかった、陰謀ではめられたなどと、デマが流れると、デマの方を信じたくなるような、風貌と報道の前で見せる態度である。

 しかし、豹変するある種の2重人格者なのだろう。子供の頃からいじめられっ子だった人が実はいじめっ子に変わったわけだ。どこか鉄仮面的な風貌でもある。昔話題になった「戸塚ヨットスクール」の戸塚校長の風貌に似ている。内心を顔に表さない訓練が出来ている。

 戸塚宏氏はいじめは人間社会に必要なものだとしている。体罰によって、預かっていた子供を何人も死なせて、最高裁でも有罪になり実刑を受けたにもかかわらず、少しの反省もせず、未だにヨットスクールを開催し、体罰は必要だが、犯罪とされる為なかなか出来ないと嘆いている。

 戸塚氏は太平洋横断世界レースで優勝するような、優秀なヨットレーサーであった。レースに勝つために、箸も使えるギリギリまで削り目方を軽くしたという話が記憶に残っている。どこまでも徹底できる有能な人間なのだろう。しかし度を過ぎてしまい、それを誰にでも要求してしまうために、犯罪者になった。

 斉藤知事もどこかそういうタイプの優秀な人に見える。200m知事を歩かせるような職員を教育指導して何が悪いのかと、本心では思っているはずだ。まあ、この事件は車が入れない理由があったためらしいが、職員であれば知事を特別許可させる機転を利かせろ。と言うことなのだろう。

 戸塚氏は居直り、全く反省をしなかったが、斉藤氏はさらに悪質で反省しているふりも出来る。内心では反省など全くしないし、うまくやり通すことにだけ意味があると考えている。他人のことなど全く見えない人なのだ。全く手に負えないタイプの人だ。

 こういう人とは関わらないことしか出来ない。関わると、自分の精神に傷がつく。負の影響を受けてしまう。何故ここまで批判をするかと言えば、自ら辞めないからである。このまま斉藤知事が居座れば、犯罪者が知事でいるという無法状態が起こる。

 兵庫県民のためにならないからだ。しかも、知事という立場であれば、法律的にも守られ逮捕を逃れられると考えているのだ。これは間違いである。早く検察は斉藤知事を逮捕する義務がある。何故しないのか全く態度がおかしい。知事という立場を忖度していると言うことなのか。

 そして達の悪い維新の連中は、県会議員にい座り続ける。あの選挙ゴロの立花氏に情報を渡して斉藤知事を支援した人間だ。未だに議員を辞めずに、斉藤知事を支えようとしている。全く訳のわからない人間達だ。何故過去の基維新の会の県会議員に対する批判も、報道は厳しくしない。どういうことなのか。

 斉藤知事事件では3人の方が自殺されている。異常な悲しい悲惨な事件である。にもかかわらず、斉藤知事は現在、第三者委員会の報告書を熟読させて貰っている。時間をいただきたいと言う弁明である。何日熟読しているのか。昨日になりやっと発言した。ああ言えばこういうの手に負えない輩だ。

 何度精読しようが、公益通報者を探し出し、処分をした。犯罪者だとしか読めないだろう。これを読めば辞任以外ないというのが当たり前の人間だろう。所が居直りである。現在兵庫県は無法地帯になっている。犯罪者と特定された知事が、いつまでも知事職にとどまっていて良いはずがない。

 まず一番行動がおかしいのは、検察である。何故教にでも逮捕をしないのか。公益通報者に対する違法行為での逮捕だ。プライベートの情報を公開してしまい、自殺に追い込んだ罪もある。次には兵庫県県民である。即座にリコール活動を開始すべきだ。それが民主主義だろう。

 議員はすぐに議会で辞任を要求しなければならない。そして維新の3議員に対する処罰も議論すべきだ。百条委員会の非公開会議の内容を漏洩した問題だ。そして、それを2頭立て選挙の立花氏に渡し秘密を選挙に利用させた問題だ。この件でも自殺者が出ている。

 兵庫県知事選挙の問題は、陰謀論のネット世界での流布がある。これからの選挙では同様のことが起こる可能性が高い。選挙のためなら反日組織の手助けまで求めるのが、議員である。どうしても当選したいとなれば、ありとあらゆる手段を探すだろう。

 対立候補のデマをネット世界で広げるなど、必ず起こるとしなければならない。これをどう防ぐのかである。ネットで選挙時の悪質なデマ情報を防止する手法を研究する必要がある。ドイツには偽情報などの削除を業者に義務づける「ネットワーク執行法」があるという。
 フィンランドがフェーク対策の先進国と言われている。子供の頃からフェークを見分けるための教育が行われている。海外のやり方から学ぶしかないだろう。中国ではどうやってネット情報を制限しているのだろうか。自由を守るための制限の必要性。

 最も重要なことは、選挙民がデマに踊らされない正しい判断力を持つことだ。何故、斉藤知事がまともな人間だと思い込んでしまったかである。私には最初から最後までおかしな人間としか見えなかった。何故か近くにいた人間は陰謀論に踊らされたのだ。

 客観的な判断力を持つことだ。新聞や報道が全く頼りにならない時代だ。自分の判断力を高める以外にない。デマに踊らされない知性。陰謀論に巻き込まれない冷静な判断力。科学的思考の出来る能力を磨かなければならない。そういう危うい時代がコンピュータ-革命の時代だ。



 

Related Images:

おすすめ記事

 - Peace Cafe