2,100歳までの健康体操

   



 何度も健康法は書いているのだが、これまで実戦してきた健康法は、人にお勧めしてもいいくらいのものではないかと思っている。100歳まで生きてから、実証されるのだが、後29年待たなければならないので、団塊の世代にはもう間に合わない。そこで、中間報告として書いていることになる。

 現在の年齢は8月21日で71歳になる。しかし、タニタの体組成計が示す年齢は42歳である。フィットビットの示す有酸素運動によるフィットネス数値は67である。これは一流アスリート並である。この値は私が自慢で言うのではなく、タニタとフィトビットがそのように言うのである。まあ、こう書いてしまえば自慢になるのだが。

 まずは体操である。朝6時から45分間全力で健康体操をする。ちょうど小学校の体育の時間が毎日あるようなものだ。大学の体育の授業で教わったことなのだが、どんな体操でも全力でやれと言うことだった。ラジオ体操でも全力でやれば、第一と第二を続けてやれるものは競技者でも少ないと言われていた。

 確かにこの全力でやると言うことは意味がある。正しい体操を全力で行えば、もう第一ラジオ体操だけでふらふらである。こういうことはやってみなければ実感できないものだ。この先生の体育の授業は鉄棒でけ上がりまで出来ないと単位をくれなかった。その頃はけ上がりはできたのでなんとか単位がもらえた。

 全力で45分どんな体操をやるかと言えば、1,スワイショウ 2,八段錦 3,太極拳二四式 4,膝蹴り30本3回 5,腹筋ひざ上げ200 以上である。どの体操も全力でやるのはなかなか難しい。教わる必要は無い。何年か工夫しながらやれば、自分の形が出来上がるものだ。

 1,初めはスワイショウから

 腕振り体操と言うことだが、これを正しく行うのは意外に難しい。腰ではなく骨盤で身体を回す。腕には力を入れないで、投網を撒くように悠然と降る。これを左右の振りで一回として、50回行う。最初は緩やかに10回準備体操をしてから、本格稼働する。

 スワイショウは達磨大師が中国に伝えたと言われている。そもそも達磨大師が実在かどうかは分からないのだが、慧可という中国人の弟子が作り出したとも言われている。達磨大師は禅宗の開祖である。

 慧可は達磨大師の弟子にしくて欲しくて、穴の中で座禅を組んでいるだるまにお願いをする。何度お願いしてもダメなので、自分の腕を切り落として、達磨に投げつける。雪中断臂と言われる。これが伝説だと思われるのは、何故腕のない慧可がスワイショウができたのかと言うことになる。

 いずれにしても中国の宋の時代、日本にはまだ仏教が伝来していない古墳時代にはスワイショウは始められて居たようだ。伝わっている最も古い体操ではないだろうか。そう考えただけでもありがたみのある体操である。

 菩提達磨大師が面壁9年でも時々立って、スワイショウをしたのだろう。スワイショウは動禅の一つの形でもある。実に瞑想状態に入るには良い動きなのだ。だから、まず朝起きてスワイショウから始めるのが一番良い。

 スワイショウは背骨を中心に身体を振るという体操である。骨盤の上に背骨が立ち上がっているいことを想像して、背骨の周りを揺り動かす。これをしていると、頭から、身体の中にいろいろのものが抜け出て行く。体操なんか面倒くさいな。と言うような邪念がいつの間にか無くなり、全力で体操をしたくなる。

 動きは身体を回すという単純で難しくないものだ。ところが初めて見ると1年ぐらい毎日やっても、まだまだ本当の形はつかめていないなと言うぐらい、奥の深い動きである。だから、スワイショウの姿を見れば、その人の領域はすぐ分かってしまうごまかせない動きである。

 2,八段錦が中心の体操である。

 難しい呼吸鍛錬法である。コロナの時代うってつけの体操である。これもまた中国古代から行われていた世界でも2番目に長い歴史のある体操ではないかと思われる。800年前の書物にあるとされている。

 八段錦は厳しい体操で、これを正しく行えば、立っていられないほどの運動量になる。一動作一呼吸で行う。だから呼吸が長く続くようになれば、長い体操になる。呼吸は一気に吸うのではなく、入ってくるに任せて鼻の穴を通すという感覚である。

 吐くときも鼻の穴を空気がすこしづつ抜けて行く感覚である。力を入れて吸い込んだり吐いたりするのではなく、身体の動きに合わせ、鼻の穴を開放しているだけである。空気が入ってきて、酸素が使い切った排気になって、少し苦い空気になって出て行くという感覚である。

 取り込んだ空気が完全消費されて出て行くという感覚。8の形に分かれているのだが、一つの形を1かづつでもいいが、3回づつやると書かれているものもある。好きな形だけをかづを増やしてもいいかと思う。

 呼吸に集中できるようになると、感覚が目覚めてくる。ハット気付くと匂いに敏感になっていることに気付くようになる。音にも鋭く感覚が反応するようになる。そいうした音や、匂いは止まることなく、受け流して行く。

 目は半眼が正しい。半眼とは目は薄く開いているのだが、その目には移るものにはとらわれない。見ていないのだが、目に映っているという状態。正しこれは難しい。半眼が出来るまでは目は閉じていた方がいい。

 最後の8段はつま先立ちなのだが、目をつぶれば身体は揺れ動くだろう。これが熟達の域に達すると、微動だにしなくなる。目を空いていれば、資格に頼ってバランスを取るだろう。これではまだまだで、半眼で目に頼らないで、つま先立ちを居ている状態が目標である。

 どの動きも呼吸の限界まで行うことが理想となるので、人によって長さが違う。私はゆっくりと10を一動作で数えるようにしている。8段錦を一通り行えば、身体から汗が噴き出してくる。

 呼吸は自分の筋肉が意識をして行うものである。心臓と肺とは機能する理屈が違う。呼吸は年齢と共に衰えて行く。呼吸が浅くなる。これを八段錦を行うことで、強化することが出来る。腹式呼吸で行う。呼吸する筋肉を鍛えると言うつもりで、自分なりに工夫すればいい。

 3,番目が太極拳二四式

 戦後中国にあった伝統的健康体操を、まとめたものである。二四式はその中の代表的な動きである。半年ぐらい毎朝ややってやっと覚えられた。動きは複雑で難しいものだ。70過ぎても新しい体操が覚えられるのか、自分に勝負をした。それでやっと覚えたものである。

 だから、まだ初心者である。偉そうなことはまだ言えない。気の動きを操るものだとされているようだ。身体の中の気の流れを整え、滞りを無くす。正直この辺はまるで分からない。今のところは形に従っているばかりである。

 4、膝蹴り30本3回 
 
 これはNHKの健康番組を見ていて、取り入れた。膝蹴りを全力で行う。自分の顔を蹴るぐらいである。顔を前に出さないことだ。膝はだんだん上がるようになる。左の膝で右の耳を蹴るつもりで行う。

 30回行い、一呼吸入れて、又30回。またまた30回行う。合計90回の膝蹴りである。この体操は朝昼晩と一日3回行う。だから、一日に270回膝蹴りをすることになる。一年に1万回ぐらい蹴り上げることになる。

 何故こんな変なことを始めてしまったかと言えば、これが肝臓に良いというのだ。これをやれば泡盛を100CCを飲んでもいいという話だ。泡盛が飲みたいので、頑張っているわけだ。三番までの中国体操は、絵を描くための体操である。四番はお酒のための体操となる。

 5,最後が腹筋足上げ体操

 これは腹囲が80を超えないための体操である。腹囲とはお腹周りで一番大きい場所のことだ。あれこれ体操はしてもへそ周りの運動が不足する。すべての男性が、身長や体型を無視して、85を超えるとメタボだということになっている。

 厚生省が決めたというこの基準はどう考えてもおかしい。ボディービルダーで腹囲が85以下の人は少ないだろう。内臓脂肪が減少しても、筋肉が増えてくると言うこともある。歳をとれば、筋肉量が減少する。これは努力で補える。


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