石垣のうまいもの屋さん

   

 

石垣島で一番おいしいものは新鮮な貝だと思っている。シャコガイとか、タカセカイとか、まだいろいろあるようだが名前は忘れた。2皿で2000円だった。これほどの贅沢はほかでは難しいのではないか。何でもおいしいのだが、シャコガイの貝柱というものを始めてたべた。お店で貝が好きだということを話したら、それならということで、めったにないからというシャコガイの貝柱を出してくれた。想像ほど固いものではなく、独特の触感が絶品である。貝は味というより歯ごたえを味わう。よほど大きなシャコ貝が入荷しなければ、立派な貝柱はないのでと言われていた。ホタテの貝柱ぐらいあった。石垣島には貝専門の漁師さんがいるらしい。たぶん素潜り漁なのではないだろうか。どんな人がどんな漁をして居るのだろうか。貝を置いている店は、1軒しか知らない。ちょっと人には教えたくない。教えたら、殺到してしまいそうだ。家から、1キロほどの貝の買い物散歩。夜、貝の刺身を食べ過ぎて、翌朝、バター炒めでまた食べて、まだ余ったほどだ。なんという贅沢なことか。

 

ここは貝殻のお店。こんなに充実した貝標本の専門店は初めて見た。貝の標本館なのかと思うほどの量がある。ここにはスイジ貝も置いてある。インドの大スイジ貝とあったのは24センチくらいあろうか、2700円とあった。悪くはないのだが、インド洋ものでは火伏のご利益があるかどうか。やはり石垣産でなければ、石垣の碑は毛防げないのではないか。海はつながっている。石垣産という貝も100種類ぐらいある。立派なものだ。インド洋のスイジ貝でも助けてくれるか。家の出入り口にスイジ貝を付けるというのは、出かけるときの火の始末の再確認ということでもある。【まるわお土産店」ということで、貝を使ったつるし雛風の飾り物が売られている。暖簾のような形になっているのだが、これもわるくない。今度家の玄関のところにスイジ貝を含めた大きな一本のつるし貝を作ろうかと思っている。10㎝くらいの貝を20個ほどつなげて、つるし雛のような貝の柱(要注意:貝柱ではない)を作ろうと思っている。貝のつるし雛。

「まるわ」のお店は三崎町にある。歓楽街の外れあたりである。離島ターミナルからも遠くない。まさかこんなところに、貝が置かれているのかというような場所なので、見落としていた。観光客も見落としているのではないだろうか。ユーグレナモールの方にあれば、みんなが押し掛けることだろう。余計なお世話か。おばあさんが店番をしている。もちろん貝のことは詳しいから、いろいろ教えてくれる。もしかしたら知る人ぞ知るのお店なのかもしれない。

 ここは、たこ焼き屋さん。目立たないところにあるのだが、結構おいしいお店だ。小田原にあるチェーン店は油で揚げたタコ焼きというところああって、ちょっと胸焼けがするようなところがあるが、このお店はなかなか素朴においしい。この伝票の通り、お店の前でベンチに座って大勢が待っている。246交差点のところにも新しくできたタコ焼き屋さんはあるのだが、そっちはまだ食べてないので、わからないが小さな屋台風である。あの感じも悪くない。ともかく石垣というところが、無いものがない。そうだお好み焼き屋さんもなかなかおいしいお店がある。

 

 

 

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