インフルエンザワクチンとウイルス
インフルエンザワクチンがその年流行する可能性のあるインフルエンザに効果が期待できるのはほぼ10%とのことだ。(データーはワクチンを推奨する人の書いたもの。)だから、毎年ワクチンを打つべきだという人と、その程度であれば、打つ必要がないと考える人に判断が分かれる。しかし、経済的な側面から考えると、人の集まる会社等では、必ず接種という事になっているのかもしれない。少なくとも、私は68年間の間にワクチンを打ったことはない。インフルエンザというものに、自覚してからはかかったことも一度もない。幸運というのか、当然というのかわからないが、今後もインフルエンザワクチンを接種するつもりはない。理由はインフルエンザにかかる人の内、ワクチンの効果によって死を免れる確立となると相当に低いからである。1000人に一人くらいの確立を避けるために、ワクチンなど打たないほうがいい。
健康を作り出す努力をする。ウイルスに対する抵抗力を高める方に力を入れるべきと考えているからだ。ワクチンを接種した人でも感染はする。ワクチンを打たない人でもウイルスに接しても感染しない人は居る。その年の流行の予想が外れて、ワクチンは無駄という事もある。さらに面倒なことに、ウイルスの変異という事がある。ワクチンが出来たころにはウイルスの方が早くも変異を遂げているという事が起こる。だから、ワクチンはウイルスとの競争のような状態で、改良され続けていなければならない。インフルエンザワクチンはもう完成したというようなワクチンではない。しかも、自然界においては新しいウイルスが続々と生まれる可能性が高まっていると考えた方がいい。大規模で、薬剤を多用する養豚場と養鶏場の出現である。ここに蚊がウイルスを媒介する。極端な環境の中で、ウイルスは変異をし易い環境が生まれている。この点私は素人だし、あくまで推論であるので、絶対そうだとまでは言い切れないが、養鶏業を行ってきたものとして、そう考えておいた方がいいと考えている。だからこそどんなウイルスにも対応できる、身体を作り出すと考えている。
インフルエンザワクチンは10%程度の効果はある。だから接種した方がいいと考える人は接種したうえで、10%程度の効果だと考えておくことが大切だとおもう。国がワクチン接種を推奨する以上接種効果が100%あるように主張することになる。この背景にあるのは日本の社会の状況である。会社としてはインフルエンザ感染者に会社に出てこられたら困る。寝込まれて休まれるのも困るのである。本当は風邪を引いたらゆっくり寝ていればいいのだ。風邪は辛いことだ。熱にうなされたりするだろう。時には死んでしまう事さえある。こうした病気の体験も無駄なことではない。インフルエンザも受け止め方によっては無駄ではないのだ。風邪をひくことも必然である。そして何とかそれを自分の身体が乗り切ることで、新しい自分に成れるという事もある。ちょっと似非科学的だが、人間に無駄なことなど何もない。必要があって感染したと考えるのも一つの対応法だ。そして十分に風邪を味わい生還することだ。
ワクチンを打たずにどうして感染を防げるかが大切である。これも効果は完全とはいいがたいが、有効が10%程度というワクチンよりは効果の高い方法である。適度な運動をする。よく眠る。発酵食品を食べる。身体を温める。過労しない。前向きに暮らす。こうして、感染が疑われる時にはウイルスと戦う身体を応援する。この一つずつが、10%のワクチンと同じくらいの効果がある。と考えている。ワクチンを打ったからもう大丈夫と暴飲暴食をしている人より、遥かに感染の確率はだいぶ低いはずだ。だから今まで感染しないできたのだとおもっている。そうして、一番大切なことは人間死ぬときには死ぬだろうという覚悟である。これさえあれば、ワクチンを打たないでいることができる。