県西地域活性化プロジェクト

   

浪に鳥 中盤全紙 浪に鳥を描いたものは、10枚くらいあるのだと思う。一時テーマとして繰り返し描いていた。

牧島かれん氏が次の衆議院選挙に神奈川17区の自民党現職議員として立候補する。この人は政策らしきものを持たないのが特徴である。何度ホームページを読んでも、何がしたくて政治を志したのかが分からなかった。未だ定数削減を掲げているが、これは自民党が公約してやらなかったことだ。2012年以降考え方を表明するという事もほとんどなくなった。当選したらもう良いという感じに見える。先日ポスターを良く見たら、県西地域活性化プロジェクトと書いてある。これがこの人がやりたかったことかもしれないと思い。早速インターネットで調べてみた。調べてみたらその政策らしきものはやはりホームページにはない。騙されたのかと思い、よくよく調べると神奈川県が県西地域活性化プロジェクトというものを出している。どうもそれの事を言いたいのではないかと思われる。間違いかも知れないが、もしそうだとすれば、例の「未病の戦略的エリア」というものではないかと思われる。

1、未病が分かる。2、未病を治す。3、未病でつなぐ地域の活性化。これが3つの柱らしい。農業分野で言えば、食と未病という事で、「③「健康食生活」実践プロジェクト④薬用植物等利活用促進プロジェクト⑤特色ある農林水産物の開発プロジェクト⑥農林水産物販売促進プロジェクト⑦農林水産業の基盤強化プロジェクトという事になるらしい。健康を作り出す食材を生産する地域といことなのだろう。医食農同源の考え方に基づいた食生活の実戦とある。考え方としては、私の地場旬自給とそう遠くないらしいが、具体的に何を目指しているのかは不明。未病センターとか、未病癒しの里センターというようなものを作るらしい。果たして、こういう事をどこの誰がやるというのだろうか。実に不可思議なプロジェクトである。

以下具体策とされるものである。
○「足柄茶バリューアップ」の促進
神奈川県農業技術センターで開発し血圧上昇抑制効果が確認されているGABA 成分を含む茶をベースにハーブ、穀類等を組み合わせた新商品の開発等を促進します。
○柑橘、梅等の果樹類の6次産業化の促進
県西地域の特産物である柑橘類(温州みかん、湘南ゴールド)、梅、フェイジョア等の6次産業化を促進します。また、今後栽培が見込まれるオリーブ等の商品化について検討を行います。
○芋類(足柄芋、弥一芋)、玉葱等の販売戦略・商品開発の促進
足柄芋(つくね芋)、弥一芋(里芋)、自然薯、玉葱等の機能性の検討と機能性成分を活かした販売戦略、商品開発を促進します。

具体策と書かれているのではあるが、何処か他人事のような具体策である。これが、牧島かれんのポスターにある政策の実態と言っていいのだろうか。もしそうだとしたら、今まで政策を語らなかったはずである。農業政策で、全く稲作について触れないというのが不満だ。政治家としてやるべきことはある。まず学校給食の充実である。地域のお米を食べる事が大切なはずだ。学校給食が子供たちの未病対策の基本ではないか。良い食習慣を学校給食から。

一方神山洋介が、やっとホームページを新しく作った。やはり選挙には出るようだ。平成19年から自分は変わっていないという事が、先ず書かれている。がっかりである。変わらなければ希望はない。民主党議員は昔のままというのでは期待が出来ないという事ではないか。確かにホームページに関して言えば、体裁は変わったが内容は変わらない。目新しいものはない。政策・信条・理念として6項目が示されているが、そこにたどり着く道が見えない。どうやるのかが分からない。「人口減少時代を生き抜く力強さ」という事がまず第一に取り上げられている。人間らしい生活を維持しつつ、同時に未来に向けた希望を持つという 要素を両立させる「答え」を導き出すことが政治の使命です。 としているが、答えを示さないままである。答えを示すのが政治家の使命だ。一体この人は、松下政経塾で何を勉強してきたのだろう。

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