老人になることと免疫力
根府川付近 中盤全紙 点在する小屋と畑と、農道。そして海。どちらを見ても面白いのだが、その面白い原因が良く分っていない。
歳を取れば免疫力は落ちてくる。人間も生き物だから、当然のことで受け入れる他ない。しかし、免疫力の衰退を少しでも長引かせたいと考えるのが、人間である。免疫力は人間の健康維持能力の基本要件である。がんに人間は日々なっている。がんに成るのだが、自己免疫力ががんの増加を防いでいる。すべての人間ががんを持っているが、病気として増加して行くことを、免疫力が防いでくれている。この10年の間に免疫に関しては、こういう考え方が、一般的に成ってきている。人間の健康は、生活の仕方で免疫力を高めることが重要だ。免疫力と言うのは、自分の細胞が持っているものではあるのだが、自分の身体の中に存在する、細胞数と同等数あると言われる、様々な極小の生き物・マイクロバイオームとの連携が重要な要素に成っている。身体の中で共存している、何兆個の生命に支えられているのが、自分の生命と言うことに成る。
以上の様なことはすべて受け売りで、読んで学んだことだ。ただ、鶏を長年飼ってきた。良い卵を産んでもらうために、鶏体実験を続けてきたことに成る。どんな餌を与えると、どんな卵を産むのか。実験と観察を重ねてきた。良い卵とは生命力の強い卵のことで、生まれてから2ヵ月間経っても孵化できる卵のことだ。良い卵を作る為には、どんな飼い方をすればよいか、試行錯誤した。それが免疫力を高める、発酵利用の自然養鶏である。その結果を自分の身体でさらに確認している。あくまで素人考えではあるが、自分なりの最善を日々実験観察をしている。そして、年齢と言うもの、老化して行くと言うことも、実感している所である。しかし、その中でも生命の強さを長引かせる方法を暮らしに取り入れている。それが免疫力を維持する、生活法である。何度も書いているのだが、また今のことを書いてみる。
1、食事は空腹時の小食。夕食は食べない。
2、多種多用な食品を食べて、偏らない。野菜とお米は素晴らしい。
3、発酵食品を食べる。味噌醤油漬物、納豆。ヨーグルト。
4、良い水を飲む。生きた湧水がいい。どんな名水でもペットボトルで時間がたてば死ぬ。
5、菌を遠ざけず、菌と良い関係で暮らす。除菌殺菌のマイナス効果。
6、早寝早起き、昼寝もする。自分の最良の睡眠時間を知る。
7、日々の暮らしに運動を取り入れる。畑仕事をする。
8、身体を、特に足を冷やさない。靴下3枚ばき。
9、自分の身体を測定し、内感する。身体の変化を知ること。
10、頭を使う時間を持つ。前向き思考で、ダメでもいいじゃん。
さして変わらない健康長寿の10カ条である。つまり今まで通りで行くと言うことに成る。のだが、以上の考えが正しいかどうかは、100歳を越えたときに分る。12月に人間ドックに行くことにやっと決めた。先日、美術部の同窓会で松木さんから健康診断くらい受けろと言われたからだ。65歳になったら行こうとは決めてはいたのだが、中々決断が出来ず延びていた。それでも年内にはと思い、やっと予約をした。結局病院が苦手なのだ。近づきたくない気分。それでも、身体測定は重要である。一日1回は内感する。これは風呂の中が多い。足はどうか、心臓はどうか。等自分の身体を順番に感じてみる。違和感があればさらに、気にしておく。それくらいのことだが、習慣化すると効果があるようだ。