大豆土中緑化法の手順

   

大豆の苗の定植が終わった。忘れないうちに記録しておく。7畝の畑に2メートル40幅で、長さ24,5メートルのベットが10ある。一つのベットに5列大豆苗を植えた。株間は40センチにしたので、60株である。一つのベットで300株植えることに成る。それが10あるのだから、全部で3000株の大豆の苗を植え付けたことに成る。苗作りは、苗箱で行うのが水やりなど具合が良かった。一つの苗箱で、7×10本植えた。日程は来年の参考に少し手直しして記録しておく。苗箱挿し木は10人で3時間。定植作業は、20人で3時間と言う所のようだ。

手順1、7月1日
15箱の苗箱(332mm×473mm×90mm )に6分目程度に山土を入れる。そこに一面に成るように、大豆を蒔く。おおよそ250粒程度ではないか。大豆を蒔いたあと水をかけてから、パオパオをかけ、その上から4センチほど土をかぶせる。そして再度水を十分に与える。苗箱は水平に置かないと、土の湿り気が偏る。

手順2、7月4日(3日の事もある)
箱の底からねが出てきているのを確認できたらなら、パオパオごと土を取り去る。大豆種の状態は豆もやしのように根がのび、大きな白い双葉が開きかかっている。この間外に置き雨がかかっても構わない。余り乾くようならば、水をやる。ここから白い種に日光を当てて、緑化に入る。

手順3、7月6日(5日の事もある。)
1日ないし2日間直射日光に当てる。曇りであれば長く。雨ならさらに長く3日。子葉が緑に成るまで充分に日に当てる。これが土中緑化の意味。茎が赤みが差すくらいが良いようだ。緑になったら、種がすっかり見えなくなる程度に土を入れる。水をしっかり与えて、土が隙間に入り込むようにする。

手順4、7月9日(これは本葉がしっかりと8の字に成るまで待つ。)
断根・摘心・挿し木を行う。ばらつきがあるので、早いものから行い、2度に分けた方が賢明である。天候と水やりにより前後する。だいぶ余裕があるが、良いものだけを使うつもりで行う。水が多ければ早くなる。15箱の苗を50の苗箱に7×10で挿し木するが、子葉の良くないものは使わない。茎が太いほどいい。80%使うことで苗は足りる。できれば子葉の根元まで土に差し込む。茎全体から根がでる。みんなでの作業の1回目。挿し木した苗箱をそれぞれが持ちかえっても良い。

手順5、7月18日(1日の種まきから2日は前後するのは止むえない。)
大豆苗植え付け。苗は寝かせて植え付ける。作業はベットがうまくできていたとして、20人で3時間程度。植え付けた後は水が必要。植える前に土が湿っていた方が良い。夏の晴天時では、苗が一気にしおれるので注意が必要。長靴、手袋が必要。

注意点
大豆畑は必要な時水が使える田んぼの跡地が良い。連作では特に問題は起きない。田んぼ跡地なので、粘土なので塊りに成りやすい。干し田の時を見計らい、耕す。細かく良く耕した方が良い。ベットは出来るだけ高めに作りたい。ベットの間が水路に成る。

以上が大豆の苗作りのまとめである。3000株植えてあるということは、1株100グラムとしても、7畝で300キロの収量はある。これは日本の平均収量の2倍と言うことだ。目標は大幅に大きくなる。今まで大豆は1反作り、200キロあればよくできたということだった。今年は畑を7畝に狭くして、何とかそれは超えたい。花の咲く頃の追肥と、水入れを行う。ベットを十分にトラックタ―で耕した場合、雑草が出てくるタイミングがどの程度遅れてくれるのかも注目である。大豆が草負けしないで生育してくれれば、ある程度の草は許容範囲としたい。草を刈って追肥を行うのか、草のあるままで追肥をするのか。このあたりの加減を検討したい。土が軟らかいから、削りっ子やくさ太郎で早い内に草を取るのも良いかもしれない。

昨日の自給作業:大豆植え付け2時間 累計時間:39時間

 - 自給