屋根が18000円を稼ぐ

   

最近来た東電の請求書によると、ソーラ―発電の売電が18,300円となっている。不労所得である。今の十倍の規模の発電をやれば、暮らしてゆけるのではないか。10年前に設備に200万円かかった。20年で元が取れるということだったが、この調子なら、15年で大丈夫のようだ。後5年たてば、まる儲けに成る。今どきこんな良い投資先はない。環境的投資そのものである。何故みんながやらないのかが不思議だ。それほど政府が信頼されていないということだろう。ソーラー発電の問題点。これも様々言われる。「あのパネルを作るための、総エネルギーが莫大である。要するにコストが高すぎる。雨漏りがする。経済的メリットは嘘である。普及が進んだら売電が出来なくなる。将来粗大ゴミとしての廃棄費用が莫大に成る。故障しやすい。」多分多くの人が様々な不安でをためらうのであろう。投資だから冒険である。先進技術への投資というものは、リスクが高くて普通である。

こういう時、業者や政府に相談しても駄目である。いくら聞いても上手いこと言っているとしか受け取れない。設置した友人に質問してみることである。それもできるだけ大勢に。友人と言っても業界の人は思惑があるから駄目だ。ネット情報もいくらか参考に成る。私の場合は、技術的知識もほとんどないし、補助金やら、機械の仕組みやら面倒くさいことは良く分かっていない。調べる努力もしない。売れているのか、買っているのか、昼間はどうなっているのか。そういうことが今でも分からない。分からない範囲ながら、どうも損はしていないと言える。特に壊れたことはない。何故だかわからないが、定期的にチェックに来る人が居る。新菱冷熱というところの人のようだ。申し訳ないようだが、正確な名前も忘れた。もしかして壊れてその人が直したのかもしれない。費用を取られたことはない。そんな程度なのだが、要するに原子力発電で出来た電気を使いたくないの一念であった。

あるとき、ソーラーパネルを拾ってきて暮らしている。路上生活の人が居た。路上暮らしの人の中には、驚くべき技術力のある人が居る。様々捨てられる電化製品を修繕したり、複合したりして、再販している人をテレビでやっていた。当然、発電もしていた。ソーラーは独立している。モンゴルやアフリカの砂漠の奥でも、電気が利用できる。電気が使えれば、世界とつながる。だから、蓄電池の改良を期待している。その意味で電気自動車の登場は、大いに技術革新に期待している。蓄電池開発はすごい技術革新分野だろう。当面はリチュームイオン電池のようだ。今年中には実用範囲に入るのか、来年に成るのか。電気自動車をいつ買えばいいのかと思っている。石油に依存はしていられない。電気自動車に期待しているのは、非常用電力としての利用もある。自動車に貯めておけば、いざという時ある程度役に立つ。

屋根で発電した電気を自分で貯めておけるなら、東電に売る必要もなくなり、いくつかの問題点も解消できる。確かに売電の矛盾は結構ある。売電分は申告の必要はないのだろうか。エコ発電のもう一つの展開。水力である。2月9日(水)16時~18時小田原市役所3階「全員協議会室」「小田原における自然エネルギー利活用の可能性」の講座がある。東電の方が見えて説明があるらしい。久野川での水力発電の可能性を伺いたい。どんな法的な組み立てか。費用はどの程度なのか。なにしろ水車が5基もあった舟原である。このエネルギーを電力に変えることには合理性がある。ダムを作るとか、そう言う大規模でなく。水路に設置するマイクロ発電が良い。マイクロ発電は経済合理性ある適地が難しい。これは専門家がいれば良いが、今まで伺った人は根拠無く、歯切れが悪い。また山の管理などとも連携が必要になるので、地域全体の合意も必要になる。久野川の水が流れて戻らない。

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