温暖化6、4度上昇予測
国連は地球温暖化第4次報告をまとめた。20世紀半ば以降の地球の平均気温の上昇は、90%を超える確率で人為的な温室効果ガスの増加が主因だと評価。石油などの化石エネルギーに依存し、高度経済成長を維持したケースでは、今世紀末の平均気温が20世紀末に比べて最大で6.4度、海面は最大59センチ上昇するとの予測を示した。
このことは東京が沖縄並になると言う事のようだ。寒がりだし、沖縄には憧れるし、それは嬉しい。暖房は要らなくなるし、暖かいところは、暮すのにお金もかからない。養鶏やるには悪い事じゃない。一体何が悪いんだろう。早速、環境庁は稲の栽培に問題が出るという予測を立てているが、これは全くのトンチンカン。稲は熱帯の作物だ。2毛作まで出来て、悪かろう訳がない。キリバス共和国が水没すると言うが、これは確かに困るだろうが、シベリアの凍土が溶けて、住みやすくなるかもしれない。グリンランドが、シベリアぐらいになるのかな。二酸化炭素が増えると言う事は、植物にとっては悪くない。ハウスで成長促進で、わざわざ発生させる人が居るくらいだ。林業なんて生育がよくなるのかな。
埋蔵された石油は、植物の化石だ。かつて2酸化炭素を吸収して、地中に眠っている。地球の総量と言うものは、そう変わる物じゃないだろう。太陽エネルギーの吸収を植物がする。これが地球の増量。そのほか、巨大隕石が降ってきて少し増えるぐらいか。地中にあるのか、大気中にあるのか。万物は流転して不変。と言いながらも短い人類の生存期間中は、一定のバランスをとりたいと言う事。気象の変化と言う事が起こるらしい。簡単に言えば荒くなる。大型の台風が来る。降らないとなるとずーと降らない。降るとなると雨ばかり。農業は毎年の気候が似ていてくれないと、やりにくくて困る。今は確か間氷期のはず。何時氷河期が来るのか、子供の頃は心配だった。子供の頃見た絵本にマンモスと戦う、氷河期の人類の様子があった。多分マンモスだけじゃなく、人類滅亡の危機だったろう。そっちのほうが農業は困る。
今年は農の会の野菜出荷は順調だ。昨年1月末には隔週配達に変わったのに、今年はこのまま行けば2月中は、週1配達が続けられそうだ。そういえば去年は寒かった。梅祭りに梅がなかった。今年はすでにちらほら咲いている。早く咲く年は虫が出てこないから、受粉がされず、実のなりが悪いと言うが、今年はどうなるのだろう。雪が一度も降らないようじゃ、害虫が大発生して、この後困るんじゃないか。と言う話も聞く、杞憂だと思う。
化石燃料の使いすぎと言っても、今世紀末に石油なんて燃やせるほどは残っているはずもない。一体何を燃やして、温暖化しようというのだろうか。日本は京都議定書で決めたはずの目標も到底達する事ができない見込みだ。実は、京都議定書は温暖化対策と考えたら判断を間違う。これは経済戦略だ。だからアメリカは入らない。橋本総理が何故入ったか、当時も良く分からなかったが、愛地球博覧会を控えて、引くに引けなくなって、財界なども異論が出せなかった。「排出権取引」などというおかしな物で辻褄だけを合わせようということが、すでに不健全な考え方だ。ダイオキシンを思い出して欲しい。あれで溶融炉が許されるようになった。温暖化を騒ぐのはごまかしの為の宣伝だ。例えば原子力エネルギーの利用。もっと困るものがいくらでもでてくる。