ピースチョイス
ピースチョイスという活動がある。http://www.3chan.net/~peacechoice/index.htm平和の為にならない企業の製品を購入しないというだけの活動である。
受身の活動だけれども、これほど力のある活動はない。民主主義の一面でもあるのだろう。一人一人が正しい見識を持つ事で、全てを変えてゆくという事なのだろう。アメリカの行ってきた戦争は、いつも企業の利益を伴っている。人権とか、正義とか、を掲げながらも、その背景を考えると、アメリカ企業の利益という側面が見えてくる。
それなら、一人一人がその企業の製品をボイコットすれば、戦争を止めさせる事ができる。ここまでは明快なのだけれど、ここから先が難しい。シンプルに考えれば、アメリカ製品はボイコットするという考えもある。これを書いているのは、ウインドーズです。どうすればいいかである。
税金の使い道を問うのが、市民にとって政治である。
3兆円の米軍への支出。お金の使い道の問題である。
小田原では、税金で買った72億円の駅前の土地の再開発事業に
基本設計業務委託料が累計90,500,000円村井合同設計に払っている。
小田原市が「準備組合」に支出した「負担金」 累計31,710,000円
小田原市が「準備組合」に支出した補助金累計5,123,800円
「小田原市中心市街地における優良建築物等整備事業補助金交付要綱」に基づく補助金 累計22,600,000円
財政が大変だと言いながら、これほどの税金が、駅前の再開発事業に使われている。
計画されている施設が、市民にとって費用対効果が問題。
これほど不自然で、身近な、税金の使い道に対し、何故市民は怒らないのだろう。
ピースチョイスでは、日々何か買い物をするときの行動に、これはいいかな。何が良くて、何が良くないかは、私は自分に問えばいいと思う。アメリカの戦争を支持するものは、それに相応しい物を買えばいいし、アメリカの戦争をおかしいと考える物は、ボイコットすればいい。それだけの事である。
激しいデモをやるとか。旗を作るとか。意思表明をするとか。めんどうも、負担も、リスクもない。それなのに何故この運動が広がらないのか。
市民に意識が育っていないからだ。本当の怒りが育っていないからだ。どっちでもいいや、という生き方だからだと思う。あるいは自分さえ良ければいいというくらしだからだと思う。
勉強が足りないからとか、知識がないとかではない。日々の暮らしの感情が、不足しているだけだと私は思う。
ビールを飲むときに、サッポロにするか、キリンにするか、アサヒのほうか。それともバドワイザーか、チンタオビールか。確かに味が決め手ではある。ビール好きなので、よく分かる。
しかし、この1杯が、イラクで銃弾の1発になるかもしれないと思えば、どんなビールも不味い限りだ。
でもこれはマイクロソフトで書いている。代替品が分からない。