フィットビットの使い勝手
片手で撮影しているので難しい。文字盤はタッチすると現れるがすぐ消える。その間に慌てて取っているので、ピンボケである。
フィットビットを付けて一週間が経過した。なかなか面白い。いくつか意外なことをフィットビットから教えられた。まず睡眠時間が6時間程度だったこと。8時間は寝ていると思い込んでいた。思い込みが多いい人間だとは自覚しているが、まさか自分の睡眠時間がこんなに違っているとはびっくりである。簡単に言えば、朝2時過ぎには目が覚めてしまい起きている。その自覚がなかったのだ。こんな当たり前のことをフィットビットに言われなければわからないのだから情けない。次に心拍数である。平常時心拍数が60ぐらいと思っていたら、54と出た。大体、一秒1回だなと内観していたのだが、もう少しゆっくりのようだ。この点では機械の方を疑っている。あるいは暑くて心臓が疲れてゆっくりになっているという事でもあるのか。そして歩数計としてはふつう特に作業をしなければ9000歩。草刈りでもすると1万歩はかなり超える。これは予想の範囲である。最高数が14634歩。最低歩数が6347歩であった。1週間の平均では1万歩を超えていた。
田んぼや畑へ行くのが運動になっているのかどうかを見てみることもできる。ただ歩いているのは運動とはカウントされないようだ。一日何分激しい運動の時間があったのかという事が集計される。私の場合1時間前後である。これは心拍数で測定するのだろうから、それほど正確なものではないと踏んでいる。GPS機能はどうなっているのかという点は今のところ全く分からない。どこを走っているのかを設定できる機能があることは分かった。私が徘徊を始めた時に、役立つのかどうか心配なところだ。フィットビットをしているので探してくださいと言えば何とかなるものか。加えて同期というものがかなり不安定である。同期するドングルというようなものがあるらしいが、持っていない。なくてもタブレットにはいつでも同期という機能があり、開くたびに自動登録されているはずだ。はずではあるがそうでもない。同期しなくなると半日くらいしない。壊れたかと思うとまた同期される。この辺苦情も多いとみられ、良く投稿されている。それから写真ではかすかに見えるが、バンドは穴あきタイプの方がいい。何しろ充電しているとき以外は、寝ているときもつけているのだから、皮膚に負担があるようだ。シリコンのバンドなのだが、穴が開いてない方よりはいくらかいい。大きさは私の使っているチャージ2という奴が中間型のものだ。大型のものもう数種ある。機能がさらに良いのかもしれないが、たぶんこれより大きければ手首に負荷がありそうだ。もっと画面の小さいものもあるが、それではよく見えない。見ることはできないが、記録だけ送るというものもあるようだ。
ここまでくるといよいよ血圧が腕時計型で計測できればという事になる。そういう機種も実はいろいろ売られてはいるが、まあ正確性がない。私はそう見ている。正確でないもので、測定していたのではむしろ害になる。医療機器としての認可を受けているレベルのものは今のところない。しかし、オムロンは現在認可の申請をしているらしい。今年発売の可能性があるらしい。例えば、一時間おきに測定というような機能が可能らしい。要するに腕時計のバンドが空気圧で膨らむ。そんなに細いもので大丈夫なのかと思うが、オムロンがやるとなれば、そうインチキおもちゃという事ではないだろう。私の血圧がおかしくなる前に製品化されたら、有難い。予定外に便利なのが、時計だ。時間が分かる。当たり前のことが初めての人間には面白い。時計に頼るようになると、時間感覚が鈍ることだろう。いつでもおおよその時間を当てる自信があったのだが。一旦時計に頼るようになればもう駄目だろう。つまり、心拍計に頼るようになれば、内観の心拍数は測定できなくなる。