農の会の自給祭

   

12月10日にはあしがら農の会の「自給祭」が行われる。場所は曽我のみのり館である。時間は昼頃からだ。興味のある人は誰でも参加することができるお祭りだ。会費は300円。この機会にぜひ参加して、その後の活動に加わってみたらどうだろうか。自給祭では農の会の自給の食べ物を食べることができる。各田んぼからごはんが出る。お米というものが田んぼによって、いかに違うのか理解できる機会になる。今年は小豆の会の小豆と欠ノ上田んぼのもち米のおはぎが出る。今から楽しみにしている。大豆の会のお豆腐と黄な粉。絶品黄な粉餅を食べることができる。農の会のお茶や紅茶も飲めるはずだ。

でん田楽団の練習風景

そして、いろいろ歌も出る。私も「でん田楽団」のメンバーとして唄わせてもらう。「いつも何度でも」を毎日練習している。今年はハワイアンを踊るグループが出るという。何しろ盛りだくさんで、楽しい集まりである。田んぼをやってみたい人、畑をやってみたい人、大いに参考になるはずだ。

農の会は田んぼの会を中心にして動いている。田んぼを一人やっている人所もあれば、大勢でやっているところもある。10か所以上ある。その他、大豆の会、お茶の会、そして新しくできた畑の会。今年は畑の会を皆さんにアピールする機会にしたいと考えています。畑の会はこれからの農の会の活動にとって大切なものになる。

あしがら農の会とはどんなものかと書いておくと。

活動地域:神奈川県西部地域 おおよそ25年前に始まる

理念:「地場・旬・自給」

地場:地域の循環に根差した農業

旬:エネルギー消費量の少ない生産方法

自給:生活の自給を目指す。100坪、1日1時間の食糧自給の実現

活動指針:会費、会員、会則の枠はなく、緩やかな共同の活動をめざす。自給の為には共同で行う方が合理的なものと、個別に行う方が合理性のあるものがある。お茶や味噌、醤油は共同作業で行う方が合理的である。また、タマネギ、ジャガイモ、小麦、豆類、長ネギの様な保存可能な作物は共同作業の方が合理的にできる。有機農業である。一般農家の生産量を超える技術を持たなければならないと考え、技術の研究を行う。共同作業のための機械の購入し、機械整備技術の向上を目指す。

現況:参加者数200名程度。田んぼの会、お茶の会、大豆の会、畑の会、その他の活動と5部門で活動している。

畑の会は

畑の会 報告 2017年11月

活動概要 1、舟原田んぼ下2、欠ノ上田んぼ上下の3か所 3、笹村の畑

全体で1反の畑で活動をしている。

活動内容 5つの部会方式 

1、タマネギ部 2、小麦部 3、ジャガイモ部 4、白ネギ部 5、小豆部

1、タマネギ部 活動報告 部員数 17名 活動実施と予定

8月 育苗土を作る。

9月  タマネギ播種 

10月現在苗順調に成育中 

11月下旬 苗植え付け 畑の準備 その後草取り各自が2,3回行う。

6月収穫

予算案 収入 参加費 2000円 ×17名 =34000円

支出 種代 ネオアース 13000円 赤タマネギ2000円。セルトレー購入予定 5000円 活動費 14000円

2、小麦部  活動計画 部員数 5名 

10月 舟原田んぼ下3畝、 小豆跡地にそばかすを撒いてトラックターで耕す。

11月 中旬 小麦は種の予定 (検討中)

 

3、ジャガイモ部  活動計画 部員8名   

欠ノ上田んぼ下の畑Aに移動する予定。

部員数の若干名の増加を予定する。 部費を100円程度集める。農の会への納入金に充てる。 収入 部費 種イモは各自が購入するがこれが参加費になっている。

4、白ネギ部 活動報告 部員 6名

2017 7月 白ネギ苗植え付け 8月 草取り 土寄せ  11月 順次収穫が進んでいる。

★苗を岩本さんが手当てしてくれた。

5、小豆部 活動報告 部員 6名

2017 7月 小豆の播種  8月 草取り   10月収穫から、11月にかけて収穫

小豆 1,3キロ ササゲ6キロ

来年度は未定

 

畑の会の来年度の新たな活動

先日松本の自然農法国際研究センターで見てきた、キャベツの苗作りを計画している。虫の付かない、YR優緑 という品種のキャベツ苗を作り会員への配布を行う計画。丸種種苗から種子を購入予定。 

 

 - あしがら農の会